人生は「喜び」が大切

こんにちは！
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

「喜び」というのは、
神そのものであり、魂そのものだ
という話が「神との対話」シリーズに
書かれていますよね。

「－－真実。
－－喜び。
－－愛。
この三つは互いに入れかえることができる。
ひとつがべつのものにつながる。
順序はどうでもいい。
すべてはわたしにつながる。
すべてはわたしである。」
（「神との対話3」 p.444）

「それだけではない。喜びは魂だ。
魂は、あなたがたが喜びと呼ぶものだ。
純粋な喜び、限りない喜び。
濁りのない、限度も制約もない喜び－－
それが魂だ。
微笑みは、魂への窓。笑いは、扉だ。」
（「神との友情・下」 p.43）

神は、愛でもあり、生命でもありますから、
生命もまた「喜び」ということになります。

そのことを、次のように言っています。

「喜びは生命の表現だ。
生命のエネルギーの自由な流れ、
それが喜びだ。
生命のエッセンスとはひとつであること、
存在するすべてとの一体だ。
それが生命だ。一体であることの表現だ。
一体であるという思いは、
あなたがたが愛と呼ぶ感情だ。
したがって、あなたがたの言葉で言えば、
生命のエッセンスは愛だ。
喜びは愛の自由な表現だ。
生命と愛の自由で限りない表現
（存在するすべてのもの、
知覚ある存在のすべてと
ひとつだ、一体だという経験）が
環境や条件によって禁じられたり、
制約されると、
喜びである魂は、充分に表現されなくなる。
充分に表現されない喜び、
それが悲しみと呼ばれる感情だ。」
（「神との友情・下」 p.44）

「生命のエネルギーなんだよ。
その流れをあなたがたは、
悲しみ／喜びと呼ぶ。
このエネルギーはいつでも、
喜びと呼ばれる方法で表現できる。
生命のエネルギーは
コントロールできるものだから。」
（「神との友情・下」 p.46）

このように、
「喜び」というものをとても重視しています。

「喜び」を感じることをしなさい、
常に「喜び」を感じなさい
と言っていますね。

「瞬間瞬間が何をもたらすように思えても、
その瞬間に喜びを見いだしなさい。
喜び、それがほんとうのあなたであり、
いつまでもそうなのだから。」
（「神との対話3」 p.142）

仮に喜べないようなことがあっても、
その中に喜びを見つけるように
と神は言います。

それほどまでに、
「喜び」でいることが重要なのです。

では、喜べることであれば
どんなことをしてもいいのでしょうか？

たとえば、暴走族が集団で走るのは、
「喜び」のためだから良いことだ
と言えるでしょうか？

このことについては、
次のように言っていました。

「もちろん、
他者を犠牲にする喜びのことを
言っているのではないよ。
他者の欲求を無視することではない。
だが、
自分自身の欲求を無視するのもいけない。
自分にたっぷりと喜びを与えなさい。
そうすれば、他者にもふんだんに
喜びを与えることになるだろう。」
（「神との対話2」 p.113）

「自分に喜びを与えれば与えるほど、
相手にも喜びを与えられる。
同じく、自分に力の喜びを与えれば、
他者と分かち合う力も増大する。
名声、富、栄光、成功、
良い気分になれるものはすべて同じだよ。」
（「神との対話2」 p.116）

「だが、いいかね、否定を通じた成長はない。
「良い気分」になると知っていることを
否定できるから成長するのではなく、
そうした喜びを自分に与え、
さらに大きな何かを発見することによって
成長するのだ。
「下位」のことを味わわずに、
「上位」のさらに大きなことが
わかるはずはないだろう？」
（「神との対話2」 p.116 – 117）

もちろん暴走行為は褒められませんが、
それでも否定するなと言います。

私たちは、
下位の「喜び」を味わい尽くしてから、
やっと上位へと進めるのです。

「社会が高度になればなるほど、
喜びも高度になる。
あなたが何を「喜び」と考えるかで、
進化のレベルがわかる。」
（「神との対話3」 p.187）

私たちが何を喜ぶかで、
進化の程度がわかります。

しかし、無理に背伸びして、
高度な「喜び」のみを考えなくていいのです。

そこで、話を戻しますが、
どうすれば「喜び」のないところで
「喜び」を見いだせるでしょう？

神は、次のように言っています。

「心にある喜びを解き放つには、
喜ぼうという「精神」が必要だ。」
（「神との友情・下」 p.43）

まずは、「喜ぼう」とすることなのです。

「喜び」は常にあるのだから、
「喜ぼう」とすることによって、
それが表に出てくるのです。

「喜びは外に出さなければ感じられない
ということだ。」
（「神との友情・下」 p.47）

積極的に「喜び」を表現することですね。

たとえば、「笑う」ということも
「喜び」の表現になります。

楽しいことがあるから「笑う」のではなく、
「笑う」から楽しいことが起こるのだ
とよく言われますよね。

また、神はこう言っています。

「ほかのひとが喜びを感じるのを、
助けてやればいい。
他者のなかにある喜びを引き出せば、
自分のなかにある喜びを
外に出すことができる。」
（「神との友情・下」 p.47）

先に、自分に喜びを与えれば与えるほど、
他人を喜ばせることができるとありました。

今度はその逆です。

他人を喜ばせれば、
自分が喜べるようになるのです。

このことはまさに、
「わたしたちは一体である」
という新しい福音を示しています。

自分に喜びを与えても、
他人に喜びを与えても、
それは同じことなのです。

私たちの本質は「喜び」です。

ですから、自分の「喜び」を
抑圧しないようにしましょう。

そして、
他人を喜ばせるようにしましょう。

人生において
「正しさ」より「喜び」を優先したら、
世界は平和で素敵なものになる。

そんなふうに思います。

【編集後記】

昨日、
ナチュラルレイキの講座を行いました。

2人目の受講生が現れたのです。

1人目の方の紹介ですけどね。

細々とですが、広がりつつあります。

この流れが大きくなるといいな。

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赤木篤　（あかき・あつし）

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