もしすべてが「ひとつのもの」なら

もしすべてが「ひとつのもの」なら

こんにちは!
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

最近は覚醒する人が多いようで、
ある日突然、
「ひとつのもの」を体験してしまう
という人がいます。

「ひとつのもの」というのは、
「ワンネス」とか「宇宙との一体感」
などと呼ばれるものです。

前にも紹介した阿部敏郎さんなども、
そういう特異体験をした方です。

阿部さんは、
そういう特異体験をした結果、
私があなたであなたが私だということが、
ストンと腑に落ちたのだそうです。

また、子どもの頃から、
そういう感覚を持っていたという人もいます。

植物や動物と話ができたり、
他の人が見えないものが見えたり。

なぜかわからないけど、
最初から本当のことがわかっちゃっていた
という感覚みたいです。

残念ながら私は、
そういう特異体験はありません。

ですから、
頭で理解するしかないのです。

私は、本当に男性脳の典型で、
理屈が通らないことが気に要りません。

小林正観さんもそうだったようですから、
似ているのかもしれませんけどね。

でも、特異体験がないことが、
私の長所だと思っています。

なぜなら、同じ特異体験がない人に
説明できるからです。

特異体験した人は、
だいたい自分の力ではなく、
突然感じちゃったんですよね。

そうなると、
そこで自分がわかったことを
特異体験がない人に信じさせる
ということが難しいと思います。

最終的には、
「体験してみないとわからない」
と言うしかないからです。

その点、
特異体験がない私だったら、
「体験してみないと・・・」とは言えません。

なので、体験してなくても
どうやって信じられるかを考えるのです。

私はこれまで、
「神との対話」シリーズなど
多くの本を読んできました。

そうやって、
多くの人の話をインプットすることで、
やはりそうなのではないか
と思えるようになりました。

これは数学的には帰納法と言います。

覚えていますかね?

「帰納法」と「演繹法」という
推論手法のことです。

帰納法は、
なるべくたくさんの事例を集めることで、
「こういうことが言えるのではないか」
と推測する方法です。

たくさんの本を読んで、
多くの人が語る内容を吟味し、
その中に共通項があるのではないかと
探していく。

次にその推測した共通項を、
それから出合う本などに当てはめ、
本当にそうかどうか検証する。

そうやって推論の精度を上げていきます。

もう一方で、
演繹法という推論手法も取り入れます。

演繹法は、
「AならばB」「BならばC」という論理を元に、
「AならばC」という理論を構築します。

この例のような三段論法が有名ですね。

「神との対話」シリーズは、
私にとってはまさにこの理論の宝庫でした。

その大本の大前提が、
「すべてはひとつのもの」ということです。

言い換えれば、
「神は存在のすべてである」ということです。

そこで、
もし「すべてはひとつのもの」だったら、
ということで論理的に考えていきます。

たとえば、「すべてがひとつのもの」なら、
神と人間が分離しているとか、
人間は神の被造物であって神ではないとか、
おかしなことになります。

したがって、人間は完璧じゃないとか、
人間は罪の中に生まれたとか、
人間は(本質的に)必ず死ぬというのも
おかしなことになります。

では、どうしてこの世はこうなのか?

どうしてこのように見えるのか?

そういうふうに考えていくと、
「神との対話」で示されている
「この世は体験のためにある」
という考え方が、
非常に合理的だとわかってくるのです。

これまでの、
学校とか修業の場という考え方は、
どうも論理的におかしいとわかりますから。

そこで今度は逆に考えます。

「この世は体験のためにある」
という考え方が合理的だとすれば、
その大本の
「すべてはひとつのもの」という仮定が、
正しいのではないか。

そう推論できることになります。

しかし、
これはどこまで行っても推論です。

科学的に証明はできません。

証明はできませんが、
正しいかもしれないと考えることはできます。

そこで次に、
この考えが正しかったらどうなるだろう
と考えてみます。

そのことは、自分の役に立つだろうか、
他の人の役に立つだろうか、
みんなを幸せにするだろうか
などと考えるのです。

そこで「YES」と言えるのなら、
信じてみればよいという結論になります。

他にもっと良い考えが浮かばず、
これが現時点での最善だと思うのなら、
信じてやってみればいいんですね。

その結果、
失敗するかもしれません。

でも、それでいいのです。

上手く行かないということは、
何かが間違っているのです。

その間違いに気づいたなら、
進歩したということではありませんか。

私は、このような考え方をしています。

そして、このように考えるのは、
私らしいやり方だと思っています。

ですから、
他の人が同じように考える必要はありません。

私はこれがぴったりくる
と感じてやっているだけですから。

それぞれにふさわしいやり方が
あると思います。

ただ、私のやり方も1つの方法です。

何かの参考にしていただけたら、
私も嬉しく思います。

【編集後記】

今回から、こちらのまぐまぐのみで
メルマガを配信することになりました。

これも1つの変化ですね。

「神との対話」では、
変化は進化だと言っています。

何かが変わることは、
それだけで良いことなのです。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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