正解はありません

正解はありません

こんにちは!

昨夜は飲み過ぎで二日酔い状態の
赤木です。(^_^;)

ウコンのサプリを飲んでいるのですが、
お陰でアルコールの許容量が増えました。

飲んでも酔っ払わないものだから、
調子に乗って飲み過ぎてしまったのです。

そのときは平気なのですが、
次の日が辛いですね。

ウコンのお陰で、
二日酔いの程度も緩和されてますが
まだちょっと頭痛がします。

今夜は、あまり飲まないようにします。

さて、ブログでも紹介したのですが、
野口嘉則さんの新刊を読みました。

「「これでいい」と心から思える生き方」
という本です。

これが本当に素晴らしくて、
私はもう絶賛しています。

まだの方は、ぜひ読んでみてくださいね。

その中に、イソップ物語の
「ろばを売りに行く親子」という物語が
引用されています。

覚えていますか?

親子がロバを連れて歩いていると、
すれ違う人がああだこうだと
好き勝手なことを言います。

すると親子は、それもそうだと思い、
言われるがままに親がロバに乗ったり、
子が乗ったりします。

最後はロバを抱えた親子が橋から川に落ち、
ロバは死んでしまうという話です。

この話のポイントは、
他人の言うことを聞いてばかりいると、
大事なものを失うということです。

すれ違う人は、その人の価値観で、
こうするのが良いと言います。

でも、それが絶対的に
正しいわけではありません。

絶対的な「正解」などというものは
ないのです。

だからしばらく行くと、
また違うことを言う人がいます。

こうして他人の意見に翻弄された親子は、
ロバを売ることもできず、
すべてを失ってしまったのです。

もし親子が、最初から
自分の考えに忠実だったらどうでしょう?

周りの人はあれこれ言うけど、
自分は自分だと割りきったなら、
仮に非難されても動じなかったでしょう。

そして市場で無事にロバを売り、
目的を果たしたことでしょう。

実は私も子どものころ、
どこかに絶対的な正解があると
信じていました。

ですからいつも、
正解を求めたのです。

そのことによって、他人の価値観に
翻弄されることになりました。

他人の価値観に翻弄されるというのは、
自分の価値観を押し殺している
ということです。

つまり、自分らしく生きていないのです。

また、他人に対しても、
その価値観を押しつけました。

「こうすべき」という考え方で、
他人の言動を切ったのです。

言われた相手も傷ついたでしょうし、
言う方の私も傷つきました。

自分が固執した価値観に、
自分自身が縛られたのです。

これもまた、
自分らしく生きられないことになります。

自分らしく生きていなければ、
自由も感じないでしょうし、
生きる喜びも感じないでしょう。

当然、幸せにはなれないのです。

ですから、世の中に絶対的な正解はない、
という信念を持つことが重要なのです。

すべては相対的です。

つまり時と場所によって変わるのです。

ただ、間違ってほしくないのは、
何かを「これが正しい」と
言ってはいけないわけではありません。

言って良いのです。

いえ、むしろ言うべきなのです。

しかしそれは、
絶対的なものではないのですから、
「今」の「自分」にとってはそうだ、
ということに過ぎません。

そのことを理解していないと、
他人を傷つけたり、
自分が傷つくことになるでしょう。

絶対的なものではないのですから、
他人に押しつけるのはナンセンスです。

お願いするのはかまいませんよ。

決めるのは相手ですから。

しかし、命令したり、強制したりするのは、
相手の自由を奪うことです。

他人に自分の価値観を持たせようとして、
必死になる人がいます。

こういう人は、不安でたまらないのです。

他人が自分の価値観を否定すると、
自分そのものが否定された気になるので、
怒ったり喚いたりして、
それを受け入れまいと頑張るのです。

本当は、他人が否定しても、
自分が傷つくことはありません。

ただ単に、自分と他人とで
価値観が違っていただけなのです。

まず、絶対的な正解などないと、
自分がしっかりと受け入れましょう。

そうすれば自由になれます。

他人に対して寛容になれるだけでなく、
自分に対しても寛容になれます。

相対的なものですから、
自分も変わって良いのです。

いえむしろ、どんどん変わるべきなのです。

進化成長するということは、
変わるということです。

ですから自分を進化成長させるためにも、
どんどん変わるべきです。

他人の意見とか、
自分が過去に言ったことにとらわれず、
今の自分がどう感じるかだけを頼りに、
考え方を変えるのです。

◆メルマガの感想をお待ちしています

最近、このメルマガの感想をよくいただきます。
やはり何らかのリアクションがあると、
嬉しいものですね。

いくつか紹介しましょう。
前々回のメルマガへの感想です。

Yさん
ものすごく良かったです。
今朝まさにその腑に落ちるレベルで
理解するにはどうしたら良いのだろうかと
考えていました。
この文章に出会ったということは
すでに導かれているのですね(^u^)。
ありがとうございます。

次は前回のメルマガへの感想です。

Hさん
こんにちは。
失敗は必要ですね。
でも、高望みしない人には
響かないことばだと思いました。

この前、公務員になりたい!という
若者と話ましたけど、
まぁ、それも、その人の人生だしな、
と思ったりしました。

ちなみに、小保方晴子さんはすごいですね。

Yさん
今回もとてもためになりました。
ありがとうございます(●^o^●)。
実践していれば少しでも変化があるのですね。
救われる言葉です。

いただいた感想には、
すべて目を通させていただいています。

励みになりますので、
どうぞどしどし感想をお寄せくださいね。

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