失敗するのが怖い

失敗するのが怖い

こんにちは!

もう1年の12分の1が過ぎたことに焦っている
赤木です。(^_^;)

本当に時間が過ぎるのが速いです。

気がつけば、今年ももう2月ですから。

改めて、日々やることを
こつこつとやらなければと思っています。

さて今日は、失敗についてです。

興味深い記事をネットで見つけたので、
そのことについて書きます。

記事は、ノーベル賞の山中教授の発言が、
ネットで物議を醸しているというもの。

http://goo.gl/yLmJ6w

概略を説明すると、
山中教授が高校生に対して、
失敗のススメを説かれたのだそうです。

それに対しての反論が、
ネット上を賑わわせたようです。

「それ(失敗)を許容する空気があればな」
「(失敗したら)派遣、ニートまっしぐら」
「日本は受験も就職も1回で合格しないと
ほぼ詰みの国だもんなw何でこうも
失敗に厳しい国になっちゃったんだろ…」

さらには、
成功した山中教授に対するやっかみからか、
批判や非難も寄せられたとか。

「ノーベル賞取るほどの人材に言われても、
世間の温度とだいぶ乖離してる」
「研究者は甘っちょろくていい」

これに対して記事では、
山中教授自身が失敗を重ねて来られた
苦労人であることを紹介しています。

また、山中教授を擁護する声を載せた後、
実業家の堀義人氏の発言で締めくくります。

「『日本は失敗を許さない』と言う人がいる。
それは間違いだ。(中略)
失敗・成功の尺度でなく、どういう姿勢で
臨んでいるかの方が重要なのだ。
周知を集め、誠実で勤勉に働いている人には、
失敗しても必ず手が差し伸べられる」

なかなか興味深いでしょ?

実は私も、こういう正論には
反抗したくなる性格でした。

根が天邪鬼(あまのじゃく)ですから。
(笑)

「失敗が許されない環境なんだから
しょうがないじゃん。」

そう言って、ひねくれるタイプです。

私は、完全主義者でした。

それはつまり、
失敗を極度に怖れていたのです。

「石橋を叩いても渡らない」

それが私の臆病な性格を表すのに、
ピッタリの表現だったのです。

なぜそんなに失敗を怖れたかというと、
失敗に対する他者の否定的な評価によって、
私のすべてが否定されるように
感じたからです。

つまり、他人の評価に依存していたのです。

依存のことを考えるとき、
薬物やアルコールへの依存に置き換えると
わかりやすいかもしれませんね。

他人に依存しているというのは、
他者の好意的な評価に依存している
ということです。

言い換えれば、
他者からの愛に飢えていました。

愛依存症とも言えますね。

ですから、愛を得られないということは、
死に匹敵するものだったのです。

いえ、むしろそれ以上です。

愛されないなら死んだ方がマシ。

それが愛依存症の症状です。

ですから私は、
失敗を怖れる人の気持ちもわかります。

失敗することが怖いのではなく、
愛されないことが怖いのです。

そんな軟弱な性格だった私も50歳を超えて、
少しはまともになったようです。(笑)

以前ほど、
むやみに失敗を怖れなくなりました。

ちょっと無謀とも思えるような挑戦も、
時には思い切ってやることもあります。

そういうように変われたのは、
自己評価を高めたことが最大の要因
ではないかと思います。

愛依存の状態では、
ともかく他者評価を求めます。

しかし他人は他人ですから、
自分が思うようには愛してくれません。

そのことに気づき、
他人に愛を求めることをあきらめたとき、
やっと自分で自分を愛せるように
なったのです。

「あきらめる」というのは、
愛されても愛されなくてもかまわない
というような開き直った状態です。

ひねくれて「愛されなくていい」と
言っている状態ではありませんからね。

そういうときは実は、
心の底ではまだ愛を求めているのです。

よく男女間のもめごとのとき女性が、
「あなたなんかもう知らない!」と言って
すねることがありますよね。

ちょうどそういう状態です。

愛に対して開き直ったとき、
初めて愛がわかりました。

それまで絶対に必要だと信じていた
他人から愛されるという欲求を
手放すことにしたのです。

そうすることで、
他者からの愛は絶対に必要なものではないと
やっとわかったのです。

なぜなら、愛とは存在そのものであり、
愛がないことはありえないから。

私の半生を通じて求めてきたものは
まさにこのことだったのかもしれません。

もしあなたが、まだ愛依存症なら、
私にお手伝いができるかもしれません。

愛依存症は、必ず治ります。

なぜならそれは幻想だからです。

本当は、愛に依存する必要はなく、
必要だと信じているだけなのです。

「それでも自分の感情を
どうしてもコントロールできないんです。」

そういう人でも大丈夫です。

すぐに変えられなくても、
必ず変わる方法があります。

その方法も、
すでに多くの人が言っていることです。

私がブログなどで紹介している本には、
そういった内容がたくさん書かれています。

「私も読みました。
でも、変わらないのです。」

その気持ちもわかります。

私自身が、そういう時期を何年も
過ごしてきたからです。

けれど、はっきりと言えることがあります。

実践している限り、
間違いなく目標に近づいているのです。

何も変わらないように見えても、
見えないところで変わっています。

問題はそれが信じられるかどうか。

違いはそこだけなのです。

最近読んだ山元加津子さんの本でも、
そういうことが書いてありました。

植物状態の人にも意識があるんだと、
信じられるかどうかがポイントなのだと。

私たちの人生でもっとも重要なのは、
この「信念」なのです。

あなたは自分がまったき愛であると
信じられますか?

自分は「ひとつのもの」であると
信じられますか?

その「信念」があれば、
あなたの人生は劇的に変わるのです。

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