すべてはひとつのものです

すべてはひとつのものです

こんにちは!
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

今回のテーマは、
「すべてはひとつのものです」
となります。

雲黒斎さんの本を読みました。

ブログで紹介していますので、
そちらもご覧くださいね。

「極楽飯店」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/455094850.html

人気ブログランキングの
小説部門で1位となった作品だそうです。

気がついたら死んでいたという主人公が、
閻魔様のところへ行き、
地獄の扉を開けて中に入ります。

さてさて、
地獄とはどんなところなのでしょうね?

そんな感じで物語は進むのですが、
この話の中で、
本質的なことが語られています。

それをすべてお伝えするのは無理ですが、
1つだけ引用しましょう。

「これまで君たちは
大きな錯覚を抱え続けたまま生きてきた。
それは、『分離』という名の錯覚。
本当は一つの同じものなのにもかかわらず、
『自分と自分以外がある』という
誤った感覚を持ち続けていたんだ。
たとえるなら、虹の中に見える
鮮やかなグラデーションの一部を切り取り、
赤、橙(だいだい)、黄、緑、青、藍、紫と
名前を付けているようなものでね。」
(p.194)

これは秀逸な例えですね。

プリズムを通した白色の太陽光は、
7色の虹になって現れます。

つまり、白色光とは、
すべての色を含んでいるのです。

しかし、
分離されて表れたそれぞれの色は、
グラデーションになっています。

赤がいつの間にか橙になり、
橙がいつの間にか黄になっている。

いったいどこからどこまでが赤で、
どこからが橙なのでしょう?

もちろん、
ここからと基準を定めることは可能です。

しかし、
その基準に何か意味があるでしょうか?

その基準に絶対性があるでしょうか?

あるはずがありません。

誰かがただ決めただけのことです。

私たちは、
この皮膚までが自分だと思っています。

でも、では剥がれた角質は、
もう自分ではないのでしょうか?

切り落とされた腕はどうですか?

先日、イタリアの医師が、
中国で脳の移植をしたそうです。

「私」って、どれですか?

雲黒斎さんは、
別の本で言っています。

コップに入った水は、
普通は自分とは別のものだと思いますよね?

では、それを飲んだらどうでしょう?

いつかそれは吸収され、
血液の水分になったり、
細胞液になったりするでしょう。

そうなったとき、
その水は「私」ですか?

それもいつしか排泄されます。

排泄された水は「私」ですか?

このように考えると、
どこに基準を置くかによって、
「私」は揺らぐのです。

まさにグラデーションなのです。

その際(きわ)は、不明瞭なのですよ。

そうだとしたら、
「私」って何でしょうね?

確実にあると思い込んでいるだけで、
実は幻想なのではないでしょうか?

この本の中では、
命についても同様の取り上げ方をしています。

私たちは個々の命があると
錯覚しているだけです。

実は命というものは、
個々には存在しないのです。

全体で1つの命しか存在しない。

そうであれば、
我々が死と呼んでいるものは、
いったい何なのでしょうね?

この本の結論に、
納得しなくてもいいです。

でも、
考えてみるきっかけにはなると思います。

私は、9月に雲黒斎さんこと
黒澤一樹さんとお会いしました。

とても素直な方でした。

野心的なところがまったくなく、
ただこの真理を伝えていければいい、
という感じがしました。

私も、そういう
天のラッパになりたいと思っています。

「神との対話」では、
これからの時代、たくさんのラッパが
必要になると言っていますので。

●お知らせ

これまで独自配信でお届けしていた
このメルマガですが、
まぐまぐのみに変更したいと思います。

バンコクや日本での就職をせずに
妻の実家へ行くことに決めたので、
当面どうしても必要でない経費を
抑えようと思うのです。

完全移行は、12月15日ごろになります。

ご面倒でしょうけど、まぐまぐの方へ
登録し直してくださいますようお願いします。

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 ●まぐまぐ版 「幸せ実践塾」通信
 http://www.mag2.com/m/0001680038.html

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【編集後記】

1月に東京へ行きます。

滞在は6日から9日までの4日間です。

6日は、
「腰痛学校」の伊藤かよこさんとお会いし、
小宮昇さんのお話会に参加します。

8日は午後からレイキの練習交流会、
9日は直傳靈氣の師範各講座の予定です。

7日(日)が空いているのですが、
何かご要望がありますか?

久しくしていなかったセミナーを、
やってもいいかなと思っています。

ご要望があれば、
7日(日)の午後、東京の山手線の駅近で
行いたいと思います。

他にも何かご要望があれば、
どうぞご連絡くださいね。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
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