性欲を抑えたいという人が大勢いますね(18禁)

性欲を抑えたいという人が大勢いますね(18禁)

こんにちは!
さらに読む本が増えてしまった
赤木です。

先月25冊の本を持ち帰りましたが、
やっと15冊読み終えました。

でもまた新たに、
28冊買ってしまいました。

これで未読が38冊になりました。

読めば読むほど未読が増えるという、
不思議な現象が起こってます。(笑)

新たに買った28冊の内、
19冊が実家に届きました。

明日の夜便で日本へ帰るので、
そのとき受け取ることにしました。

明後日行われる本田健さんの
読者の集いに参加するためですが、
滞在するホテルに送ってもらいます。

さて、今回は性欲についてです。

私のブログが検索されるキーワードですが、
「性欲 抑える」がダントツなのです。

それだけ、性欲のコントロールに悩む人が
多いということなのでしょう。

ネットですから
本当かどうかわかりませんが、
女性の性欲についての悩みもあるようです。

このことについて私は、
ブログで答を書きました。

http://4awasejsn.seesaa.net/article/288368450.html

まずよく見られる答は、
大きく分けて3つあります。

1.気が済むまで自慰(オナニー)を
 すること。

2.運動(カラオケ)などで
 ストレスを発散すること。

3.若いときは
 それくらい強くて当然だと思うこと。

性欲を満たし過ぎて死ぬ人はいません。

それに、オナニーのやり過ぎで
バカになることもありませんからね。

けれど本当に問題なのは、
性欲そのものではない。

私はそう考えています。

だって性欲は、
睡眠欲や食欲などと同じものですから。

本来、それらの欲求は、
生存のために必要なものなのです。

ですから、欲求を満たすことは、
生存のために重要なことです。

そしてそれらの欲求は、
生存に必要なだけ満たされると、
欲求の度合いが少なくなります。

充分に満たされれば、
それ以上は欲しないものなのです。

しかし、本来必要とする以上に
欲してしまう場合があることも事実です。

たとえば食欲が過ぎると過食になり、
肥満になって健康を害しても、
それでも食べたくなります。

その最たるものが過食症です。

食べ過ぎでお腹がいっぱいになっても、
吐いてまで食べようとします。

その原因は何か?

ストレスだと医者は言いますが、
これでは不十分です。

ではなぜそんなに、
ストレスを感じるのでしょう?

その原因は不安にあります。

その不安を埋めようとして、
欲求を満たそうとするのです。

不安とは、必要性を感じることです。

つまり、何かに執着することです。

依存すると言ってもよいでしょう。

最も強力な不安は、
愛を必要とする気持ちです。

ブログでは、このあたりまで書きました。

性欲そのものが問題なのではなく、
執着心こそが元凶なのだと。

先ほどの過食の例は、
すでに仏教でも言われています。

いわゆる餓鬼(ガキ)ですね。

食べても食べても、
まだ食べなければ気が済まない。

それが餓鬼です。

不安というのは虚構ですから、
いくら欲求の充足で埋めようとしても、
埋めることができません。

したがって底なし沼のように、
食べても食べても満足できない
という状態になるのです。

性欲がより大きな問題になるのは、
他の誰かを巻き込んでしまうからです。

性交は、1人ではできませんからね。

もちろんオナニーで済めば1人ですけど、
それでは物足りなく感じてしまうものです。

なぜか?

性欲の本質が、
子孫を残すという種の保存欲求だから。

そう考える人もいますが、
私は違うと思います。

性欲の本質は、
一体になりたいという欲求だと
私は思うのです。

ですから、
子孫が残せるかどうかに関係なく、
セックスしたいと感じるのです。

こう考えると、同性間のセックス欲求も
理解できると思います。

また、女性の性が愛情表現だというのも、
わかる気がします。

男性の性は、
征服欲とか支配欲いう面もありますが、
それより一体化欲求が強いと思います。

なぜなら、
相手から受け入れてもらえた方が、
より喜び(満足度)が大きいからです。

これなど、AV(アダルトビデオ)を見ると
よくわかりますよね。

痴漢ものとかレイプものというジャンルが、
相変わらず人気があります。

男性には、
痴漢やレイプの願望があるのです。

しかし、よく見ればわかりますが、
最初は抵抗していた女性が、
最後は男性を受け入れるという設定が
ほとんどです。

中には本物のレイプさながらに、
泣き叫ぶ女性を無理やり犯し、
射精して終わりというのもありますけど。

でも、そういうのは少数です。

興味本位で見る人は多くても、
そこに満足感を見出す人が少ないからです。

誰にも承認欲求というものがあって、
自分の素晴らしさを認めてもらいたいと
思っています。

ですから痴漢やレイプであっても、
最初は嫌だと思って抵抗していても、
やっている間に気持ちよくなって、
最後は受け入れてもらえるというのが、
男の究極の願望なのです。

もちろん現実には、
そんなことはあり得ませんけどね。

ただ中には、
相手から受け入れられなくても、
犯すだけで十分という人もいます。

これは、
もう期待することをやめたのです。

期待してもそれが得られず、
傷ついた経験を繰り返したのでしょう。

だから心の中には、
恨みが溜まっているのです。

その恨みのために、
相手から承認されること以前に、
相手を引きずり落としたいという
欲求を満たしたくなっているのです。

いずれにせよ、
醜くねじ曲がった性欲の正体は、
愛への執着心です。

性欲そのものは、醜いものでも
いやらしいものでもありません。

ですから無理に抑える必要はなく、
満たせるのであれば、
満たしたら良いと思うのです。

相手がいないなら、
好きなだけオナニーをしたら良いのです。

相手がいて、相手が応じてくれるなら、
好きなだけセックスしたら良いのです。

けれど、実際に執着心が薄まってくると、
それほどセックスしたいとは
考えなくなるでしょう。

本当にしたい相手と、
それにふさわしいときにすることで、
満足できるようになるからです。

なぜなら、
性欲を満たす必要性を感じないから。

好みと必要性は違います。

好みは、
ただそれが好きだという感情です。

カレーが好きだけど、
しばらく食べられなくても別にかまわない。

それが好みです。

カレーを食べないと凶暴になったり、
あるいは元気がなくなってしまう。

これは必要性です。

ですから重要なのは、
性欲そのものではないのです。

性欲を好みにしているか、
それとも必要性にしているか、
そこが問題なのです。

性欲が強くて悩んでいる人は、
必要性が強いのです。

つまり執着しているのです。

では、
どうすれば執着心をなくせるのか?

これは性欲だけの問題ではなく、
また別のテーマとなります。

今回は、強い性欲という問題の本質は、
執着心だということを理解してください。

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