セクシュアリティに制限はない

セクシュアリティに制限はない

こんにちは!
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

今回のテーマは、
「セクシュアリティに制限はない」
となります。

今回は「神との対話2」第8章の解説の
1回目になります。

ニール氏は政治の話をしようとしますが、
神は政治とセックスは同じではないか
と問いかけます。

「いかがわしい言葉」が何なのか、
ここでは明確には書かれていません。

おそらく「fuck」ではないかと思います。

これは、「性交」を意味しますが、
「くそ」とか
若者言葉の「超」という意味にもなります。

これに対してニール氏は、
「神をおそれるひとは使いません」
と答えます。

すると神は、
そんな言葉で
神が冒涜されると考えているのか?
と問いかけます。

どこかの寝室で
使われていると知らないのか?
と問うのです。

「すべての寝室に、わたしはいる、
いつでも。」
(p.131)

これは嬉しいような、
恥ずかしいような気持ちになりますね。

でも、
すべては「ひとつのももの」であるなら、
当たり前と受け止めるべきことです。

ニール氏は、人前であったり、
ましてや神の前では落ち着かない
と言います。

それに対して神はこう言います。

「しかし、文明のなかには--
アボリジニとか、
ポリネシアの一部の人びとの間などでは--
まったくおおっぴらに
愛の行為が行われるがね。」
(p.132)

考えてみればそうです。

閉ざされた空間で
夫婦だけが夜を過ごすって、
そっちの方が珍しい環境です。

見られないよう
子どもが寝るまで待つとしても、
いつ見られても不思議ではない。

そういう中で、
夜の営みがあるのが普通です。

ニール氏は、
それは遅れた文明であるかのように言います。

それに対して神は、
このように反論します。

「あなたの言う「異教徒的」なひとたちは、
生命に大きな敬意をもっている。
レイプなどということは知らないし、
殺人もほとんどない。」
(p.132)

暗に、どっちが進歩的なのかと問います。

これに対してニール氏は、
性交をプライベートな行為だと
思っているかどうかの違いだと主張します。

すると神は、こう答えます。

「プライベートな行為でないと、
神聖ではないというわけじゃない。
人間の最も聖なる儀式の大半は、
公開で行われている。」
(p.132)

プライベートかどうかと神聖かどうかは、
まったく別物だと言うわけですね。

そこでニール氏は、
神が「あるべき」と言う言葉に
反発しているのではないかと気づきます。

性交は本来、秘められるべきではないか、
ということですね。

そこで神はこう答えます。

「「あるべき」という言葉がいけないのは、
誰かが基準を設定する点だ。
そうすると、あなたがたの行動は自動的に、
何を歓びとすべきかという
他人の考えに制約される。
方向付けられ、指示される。
セクシュアリティについては--
ほかのことも同じだが--
制約されるだけではすまない。
結局、破壊されてしまう。
男女が何かを経験したいと感じ、
それから自分たちが夢見て、
あこがれたことが
「適正基準」に違反するからと
しりごみするほど、
悲しいことはないではないか。」
(p.133)

「あるべき」というのは、
他人が決めた基準なのです。

「常識」とか「普通」という言葉で
置き換えられることもあります。

いずれにせよ、
自分がそうしたかどうかではなく、
合わせなければならない基準として、
外部に探したものなのです。

そういう基準に無批判に従うことを、
神は「罪である」とまで言っていました。

「セクシュアリティだけではなく、
人生のすべてにおいて、
誰かが決めた適正基準に違反するから、
やらないなどということは
絶対にやめなさい。」
(p.133)

ここでも、そういうことは
絶対にやめるようにと言っています。

自分がそうしたいかどうか?

それが基準になるべきです。

他の人にどう思われるかとか、
常識にしたがうべきというのは、
他人基準なのです。

この違いに気づくことが、
何より重要なことだと思います。

その内容が、
性的なものかどうかに関わらず、
基準は自分が定めるのです。

【編集後記】

今日は、いつも行くサロンで、
「サロン文庫」のイベントでした。

毎週月曜日の
10時から14時まで、サロンの大部屋を解放し、
本の閲覧や軽食の販売などを行っています。

私もここで、「レイキ癒し処」として、
レイキの体験施術をさせてもらっています。

今日は、2人の方へ
30分ずつさせていただきました。

こうやって体験を積ませていただくことも、
私にはありがたいことですね。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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