結果的に結婚することに(続き2)

結果的に結婚することに(続き2)

こんにちは!
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

妻との馴れ初めについて書くシリーズの
今回が10回目になります。

前回は、付き合ってた当時に彼女を、
日本へ連れて行こうとしたところ、
父の反対で帰省できなかったことを
お伝えしました。

今回は、その続きになります。

2010年4月のソンクラーン休暇は、
彼女の実家へ初めて行きました。

彼女の両親、兄弟、親戚の方々に
温かく迎えていただきました。

ただ、熱中症になりかけるなど、
田舎での生活が大変だったことが
メールに残っていました。

そのすぐ後、
私の母方の祖母が亡くなりました。

母にとっては継母なので
血のつながりはありませんが、
私の結婚を最後まで案じてくれた祖母です。

この祖母のためにも早く結婚を
と考えていた私です。

けれどこの時は、
すでにそういう期待も手放していました。

それが良いか悪いかは別として。

そして、
2010年10月の帰省を考えていた時、
彼女がまた言いました。

「一緒に日本へ行きたい!」

紅葉が見たいとか、
私の田舎の神楽を見たいなどと
彼女は言いました。

私は彼女に言いました。

婚約もしてないんだから、
私の両親が許してくれないよ、と。

すると彼女が言いました。

「じゃあ結婚する!」

2~3年後でもいいかと言うので、
それじゃ婚約として認めてもらえない
と答えました。

彼女の行動は素早く、
すぐにお坊さんに占ってもらい、
2011年11月に
結婚する日取りを決めてきたのです。

そうまでされたら、
私も動かざるを得ません。

2010年7月2日のメールで、
父にそのことを伝えました。

「お知らせしておくことがあります。
付き合っていた彼女と、
婚約することになりました。

(中略)

それで、今年の帰国の時に、
彼女を連れて帰って紹介したいと思いますが、
よろしいでしょうか?」

父の返事は、2日後でした。

「彼女を連れてくるのは、
結婚してからでは如何ですか?  

もし結婚すれば、
近い親戚には紹介したいと思っていますので、
その時に連れて帰って下さい。」

「何その態度は!?
ざーけんじゃねぇーよ!!!」

そんな怒りを感じたと思います。

そもそも、前年の春の一時帰国でも、
最初は彼女を連れて帰ることそのものには
反対しなかった父です。

ただ、
同じ部屋に寝泊まりさせないということから、
今回は帰ってくるなと言ったのでした。

その時の理由が、
まだ婚約もしていないのだから
ということでした。

だから今回は婚約して、
連れて帰ることを伝えたのです。

それなのに、連れて帰るなとは、
いったいどういうことでしょう?

正直、本気で頭に来ましたよ。

実はここまでに紆余曲折があります。

前年の秋の一時帰国時にも、
彼女は日本へ行きたいと言ったのです。

それで、
最初から近くのホテルに泊まるので、
彼女を連れて帰って良いか
と父に尋ねたのでした。

もちろん、
父には父の価値観があるでしょうから、
泊めてもらわなくてもかまわないし、
実家への滞在が長い時間は嫌だと言うのなら
短い時間でもかまわないからと。

その時、父は、こう言ってきました。

「彼女には、会う気持ちもないし
会う必要もないと思っています。
帰国する時は、一人で帰ってきて下さい。」

2009年8月2日のメールです。

けっきょくこの時は折れて、
私1人で帰国しました。

そんなことがあった翌年、
父は婚約者になった彼女さえ拒んだのです。

母の健康状態は悪くなる一方ですし、
母は彼女に会いたいのではないかと思うと、
残念で仕方ありません。

それで姉にメールして助けを求めました。

母は、父に抵抗できない性格でした。

言いたいことも言わずに我慢する。

事を荒立てないことが良いことなのだと
信じ切っているようでした。

姉に尋ねてもらいましたが、
やはり母は、そういう意見でした。

それで姉には、
次のようにメールを出しました。

「10月には、
今のところ帰国する予定でいます。
しかし、実家には立ち寄りません。
彼女をひとり置いては行けないからです。」

実家の近くのホテルを予約しました。

私の田舎の神楽を
彼女に見せたいと思ったからです。

でも、実家へは連れていきません。

実家の前をレンタカーで通る時、
「これが私の実家だよ」
と彼女に説明する姿が思い浮かびました。

あまりに悔しかったのか、
その場面が本当のことであったかのように
記憶しているくらいです。

父の頑なさに腹が立ちました。

理不尽さを心の中で責めました。

でも、
父の決定は尊重したいと思いました。

父の価値観に従えば、
父のやったことは正しいのですから。

彼女には、
父の考えを正直に話しました。

彼女は、結婚した後でも
私の実家へは行かないと言いました。

当然でしょうね。

そこまで拒否されながら、
どうしてわざわざ会いに行く必要があるのか。

私でもそう思います。

母のことを考えると不憫でした。

ただ救いは、妻の優しさでした。

子どもができたら、
連れて会いに行ってもいいと。

そのころから母の、
パーキンソン症状がひどくなりました。

広島で暮らす妹がバイトを辞めて、
しょっちゅう介護に通ってくれました。

そのお陰で、随分と助かりました。

バイト代の補填分として、
私から妹にお金を送りました。

その当時はまだ、
会社の経営も順調だったのです。

10月の帰国時は、
彼女をホテルに残して、
私だけ半日帰省することにしました。

母の病状を話したら、
彼女がそう勧めてくれたからです。

自分はホテルの部屋で待っているからと。

また長くなったので、次回に続きます。

【編集後記】

数年経つと、記憶はあいまいですね。

私はてっきり、
実家の前までレンタカーで行き、
これが実家だと彼女に説明したことが、
実際のことだと思っていました。

今回、メールを読み直してみることで、
単に空想しただけだったとわかりました。

でも考えようによっては、
記憶って事実である必要はない
ってことですよね?

自分がそうだったと思っていれば、
それが記憶(事実)になるんです。

なんだ、それだけのことなんだ。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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