出来事は気づかせてくれるきっかけ

こんにちは！
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

この前のメルマガで、
リアルな夢を見た話をしました。

「夢でも経験を積む」
http://sj.kekkon-4awase.com/2019/06/07/post-590/

そのメルマガを書いた後、
Facebookで津留晃一の世界さんの投稿を
読みました。

実にタイムリーだなぁと感じたので、
それをここで紹介したいと思います。

投稿のタイトルは「嫉妬心」です。
https://web.facebook.com/4awase/posts/2574048335990697

では、この津留さんの投稿の内容を
詳細に追いながら説明しましょう。

津留さんはまず、
私たちの覚醒のために乗り越えるべき
大きな課題として「嫉妬」があると言います。

そのレベルは様々ですが、
要は、他人にはあって自分にはない
という思いです。

その問題の解決方法は、
意識を外に向けるのではなく、
自分の内側に向けることだと言います。

つまり、原因が外にあるとか、
悪いのはあいつだという思いを捨てて、
自分はどうしてこんな思いを持つのだろう
と自問することです。

出来事が
私たちの判断（感情）を決めるのではなく、
私たちの考えが決めるのだ
ということも語っていますね。

そこで「嫉妬」の思いは、
興味のないことには生じないと言っています。

これは、注目すべき視点ですね。

つまり、
自分が欲するものが手に入らない時、
私たちはうらやましいとか
嫉妬する思いが生じるのです。

私たちの自我は、
一所懸命に得たいものを得るための
様々な方法を考えます。

しかし、自我には創造する力はないのだ
と言い切ります。

つまり、自我が求める現実的な方法では、
私たちはそれを得られないのです。

私たちが何かを欲する時、
「このままではいけない」という
潜在的な不安があります。

このままでいると自分は幸せになれない
という信念ですね。

この不安に基づく信念が、
私たちの行動を促しているのです。

しかし津留さんは、
この不安に突き動かされている以上、
本当に得たいものは得られないと言います。

私たちが人生を創造しているなら、
そういうことになりますね。

しかし、内側に入っていけば、
私たちは自分が創造者であることを
発見すると津留さんは言います。

私たちが欲するものは、
すでに自分の中にあると気づくからです。

それまで、なかったと思っていたから、
嫉妬心を感じていました。

けれども、
すでにそれが自分の中にあったとわかれば、
もはや嫉妬心は感じません。

今あるそのままで私たちは完璧である。

実は、そのことに気づかせるために、
嫉妬心を感じる出来事が起こるのです。

この投稿を読んで私は、
この前の夢のことを思い出しました。

私は、
「ちゃんとしなければならない」という
必要性を感じていました。

ちゃんとしていなければ、
私が必要とする承認（愛）を得られない
と無意識に感じたからでしょう。

そして、それを妨げる母たちを
疎ましく感じたのでした。

もし、その必要性が幻想だったら、
私はその出来事を
「面白い」と感じることもできたでしょう。

出来事が
私の感情（体験）を決めるのではなく、
私の考えが決めるのです。

昨日、喜多川泰さんの最新作を読みました。

ブログで紹介しましたが、
タイトルは「運転者」です。

http://4awasejsn.seesaa.net/article/466835797.html

これを読んで、とても感動しました。

なぜなら、忘れていたことを
思い出させてくれたからです。

私たちは、
「引き寄せの法則」を駆使してでも、
思い通りの人生を送りたいと願っています。

それは、損する人生ではなく、
得する人生を過ごしたいからです。

けれども、その損得は、
私たちの人生だけで
決まっているのでしょうか？

喜多川さんが小説の中で示したのは、
今生の100年程度の人生だけで
決まるものではないという考え方です。

祖先の陰徳があって、
今の幸運があるとも考えられるのです。

あの戦争の前後、
日本国民のほとんどが苦しみました。

自分の自由などと言えない時代でした。

そんな中でも、自分の運命を受け入れて、
自暴自棄にならずに生きた
大勢の日本人がいました。

私たちは、
そういう人たちの恩恵を
今に受けているのではないでしょうか？

そう考えたら、
自分の人生のことであれこれ言うことが、
そもそも無意味だと感じられたのです。

私は、
子孫のためにどんな生き方をしているのか？

私は後世の人々のために、
いったいどんな生き様を遺しているのか？

そっちの方が、よほど重要ではないかと。

そういうことを考えると、
もう一度ネジを巻かなければいけないな
と思うのです。

私は、この程度の人間じゃない。

私は、もっともっと頑張れるし、
もっともっと生命に仕えることができる。

そう思うのです。

【編集後記】

今日は、立体的に様々な素材を貼り付けた
絵本づくりのボランティア活動をしました。

目が見えない堀内さんという方が、
タイで読書の普及活動をされていますが、
その活動の一環です。

私がやったことが、
どれほど役立ったかという視点ではなく、
世の中を良くしようとする活動に、
損得抜きでそこに参加したいと思って、
参加を申し込んだ私自身を
褒めてあげたいです。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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