愛するとは信じること

こんにちは！
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

前回、足がつりまくった話をしましたが、
どうやらデング熱による高熱だったようです。

ネットで調べてみると、
デング熱に効果のある薬はなく、
安静と水分補給くらいしか
することがありません。

まあ、多くの病気の場合、
そうだろうと思いますけどね。

ですから私も、
はなから病院へは行こうと思わず、
断食、こまめな水分補給、そして休養で、
治るのを待とうと思いました。

3日目からは38度を下回るようになり、
高熱にならないのをいぶかったのですが、
4日目に胸に発疹ができたので、
デング熱だと確信しました。

そしてちょうど丸7日となる今日、
ストンと熱が下がって回復しました。

しかし、妻との間では一悶着ありました。

デング熱は、タイ語では
カイ・ルアット・オーク（出血熱）
と言います。

日本語では、重症化した場合に
デング出血熱と呼び名を変えますが、
タイ語は同じなのですね。

そのせいか、妻がうろたえちゃって、
病院へ行けとしつこいのです。

大丈夫だからと言うと、
「医者でもないのにわかるのか？」
と言います。

それでも拒否すると、
「子どもじゃないんだから」と責めます。

あのー、もうちょっと静かに
休ませでくれないかなぁ。

あなたの存在がストレスだよ。

さらに、こう言います。

「あなたは1人で生きているつもりなのか？」

「嫌なら日本へ帰れ！日本で死んでくれ！」

数年前に亡くなった妻のお義父さんは、
感染症によるものでした。

詳しい経緯は知りませんが、
元気だったのに、
あっという間に亡くなられた感じです。

そういう経験があるから、
心配でたまらないようです。

しかし、妻が体調不良の時、
私が「病院へ行ったら」と言うと、
妻はすぐに首を横に振ります。

まったくダブルスタンダードです。

なので、私も妻の言うことは聞きません。

自分の体調は自分でわかるし、
良くなりつつあることが
わかっていたからです。

妻にはまだ理解できないのでしょうけど、
私は最初から妻の自由を尊重しています。

ですから、
私にとって心配なことを妻がしても、
最終的に妻が決断したのであれば、
それを容認します。

それは、
妻の自由を尊重するからであり、
妻を信じることに決めたからです。

信じるのに、何の理由も要りません。

仮にその結果うまく行かなくても、
その結果を受け入れれば良いだけですから。

妻の実家へ引っ越した時もそうでした。

引っ越し業者への依頼を済ませたかと
私は何度も確認しました。

妻は大丈夫だというばかりでした。

その結果、
妻の友人に依頼することになり、
やってきたのは小さなピックアップ。

積み残して捨てたもの、
無理に積み込んで壊したものなど、
かなりの物を失いました。

友人からの請求が思った以上に高く、
業者を使うのとそれほど変わらなかった。

だったらトラックで運べば、
すべての物を無事に運べたのに・・・。

でも、いいのです。

妻がそうすると決めたのですから。

上手く行かなかったなら、
次の機会に変えればよいだけです。

私は、私の意志を妻に押し付けて、
妻の自由を奪おうとは思わない。

だから私は、
妻のことを心配しません。

傷つくことがあるかもしれないし、
危険にさらされるかもしれない。

その可能性があっても、私は妻をとめない。

アドバイスすることはあっても、
強制はしない。

なぜなら、
妻のことを信じることに決めたから。

そしてそれは、
愛することに決めているからです。

【編集後記】

病気療養中に、
平成から令和になっていました。

そして、タイも新国王が誕生します。

私も、生まれ変わった・・・かな？

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赤木篤　（あかき・あつし）

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