「蜘蛛の糸」の意味

こんにちは！
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

奇跡を信じて観戦していた
サッカー日本代表の決勝戦でしたが、
残念ながら負けてしまいましたね。

まあ、こういうものだと思います。

けれども、どんなことが起こったとしても
それを「よし」として受け入れることが
何よりも大切なこと。

負けたことは残念ですが、
楽しませてくれたことに感謝して寝ました。

そんなことで、
無事にビジネスビザを取得して、
2日（土）にバンコクに戻りました。

そして、こちらのブログに
「3つ目の奇跡と呼べるのか？」と題して
記事を載せました。

主催の吉江さんがメルマガで、
次のように紹介してくださいました。

「リストラされて2年半以上が経ち、
ついに帰国（しかも単身で・・・）
の危機（ではないですかね？笑）に陥る寸前に・・・

また、また、またしても
大いなるものからの３度目の
恩寵が赤木さんに入ったようです。

この2年半の彼の動向を見ていると
「やはり私たちは、必要な時に必要なだけの
手助けが必ず入るのだな～」
と、「大宇宙の絶対的な法則」を
強く確信させられます。

どうぞ、ご覧になって
勇気と安心をもらってください。」

受け取り方は人それぞれですが、
私はこれを「奇跡」だと思うのです。

あるいは「運命」と言うべきでしょうか。

いずれにせよ、
私の努力とはまったく別のところで、
私の人生が展開しています。

このことを考えた時、
ふと頭に「蜘蛛の糸」という言葉が
浮かびました。

ご存知のように、
有名な芥川龍之介さんの小説です。

あらすじは、
おそらくみなさんご存知でしょう。

極悪人のカンダタが、
生前に唯一「良いこと」として
一匹の蜘蛛の命を助けました。

それで予定通りに地獄に落ちた後、
お釈迦様がその「良いこと」を根拠に、
カンダタを救おうとして
天から蜘蛛の糸を垂らすのです。

彼は糸にしがみつき、
地獄から脱出を図ります。

しかしふと気がつくと、
彼の後に大勢の人が続いていました。

彼は糸が切れるのではと不安になり、
後に続く人々を蹴落とそうとします。

その時、糸は、
カンダタがしがみついていたすぐ上で
プツンと切れたのです。

いろいろなとらえ方がありますが、
私はこの物語について
こう考えます。

もし、カンダタが不安にならなければ、
糸は切れなかったのではないかと。

しかし、そういう状況で
不安にならないでいられるでしょうか？

仮に自分がその状況だったら、
どうでしょうか？

おそらく、
何も知らなければ不安になるでしょう。

でも私は今、
「安心している」ことによって
事態は良くなるということを知っています。

正確には、事態がどうなろうと関係なく、
「安心している」ことが重要なのです。

なぜなら、原因は私自身ですから。

そこで、
自我（精神）が不安になってしまうことに
どう対処すればいいか？
ということになるかと思います。

なので私はいつも、こう言うのです。

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」

「身を捨てる」とは、
「諦める」ということです。

どうなろうとかまわない
と受け入れることです。

どうなろうとかまわないのですから、
たとえ最悪の結果が現れたとしても
「これでよい」と思うこと。

それを最初から決めておく
ということですね。

それは、「私」に何の力もないから
という言い方もできるでしょう。

一方で、「私」にすべての力があるから
とも言えるのです。

いずれにせよ、
「最悪の結果」を受け入れてしまえば、
もう恐い（不安な）ことはありません。

それが起きても、
「これでよい」とすると決めたのですから。

私は、
そういう生き方をしようと思っています。

それで現実がどうなるのかを、
楽しみながら眺めようと思うのです。

リストラされて2年半になりますが、
今のところまだ生きています。

さらに言えば、
タイで暮らせています。

仕事もしてないのに。（笑）

そして、仕事のオファーに対して、
期待されるような仕事はしませんが、
それでいいですか？
と確認して受けました。

どんだけ強気やねん！？
って感じですよね。（笑）

いつ、
「そんなんじゃ必要ないから辞めてくれ」
と言われるかもしれない。

それでもいいと思っているのです。

私は私らしく生きていく。

そう決めました。

それでどうなるかは、
どうぞ楽しみに見ていてくださいね。

【編集後記】

日本では節分で、
豆まきとか恵方巻きなど
いろいろ話題になっていましたね。

タイやラオスもそうでしたが、
話題は今日の中国正月です。

華僑が多いということもあって、
中国正月は賑やかですね。

世界で最大多数の勢力は、
やはり中国人なのだなぁと感じます。

日本人も国内に留まるのではなく、
世界に出て行ってほしいなぁと思います。

そんなことをまったく考えていなかった
出不精の私ですけどね。（笑）

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赤木篤　（あかき・あつし）

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