身体の接触を増やすこと

こんにちは！
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

珍しく週末に、
2日連続でメルマガをお届けします。

今日、メルマガを書こうと思ったのは、
古宮昇さんのメルマガに、
とても有益な情報があったからです。

古宮昇（こみや・のぼる）さんは、
スピリチュアルカウンセラーで、
大阪経済大学の教授もされています。

傾聴法のカウンセリング手法がすばらしく、
以前からご著書を
読ませていただいていました。

「傾聴術」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/412671716.html

今年の1月には、
「神との対話4」のお話会を開催されたので、
それにも参加しました。

メルマガに書いていますので、ご覧ください。

「旅の第1目的を達成しました」
http://sj.kekkon-4awase.com/2018/01/07/post-389/

なお、古宮さんの公式WEBサイトは、
以下になります。

メルマガは、
こちらのWEBページ下部から登録できます。

私もお勧めのメルマガですので、
どうぞ登録してくださいね。

さて、その古宮のメルマガに、
こういう情報が載っていました。

米国のプレスコット博士の調査で、
人と人ととの肌の触れ合いと
暴力の関係について、
興味深いことがわかったそうです。

以下、その結果を引用します。

○———–（引用開始）————-○
１．親と幼い子どもが
体の接触をたくさんする文化ほど、
殺人、暴力、盗み、体罰が少ない。

２．思春期男女のセックスと
婚外セックスについて寛容な文化ほど、
暴力、殺人が少ない。

つまり、
たとえ幼少期の身体接触が
少ない文化であっても、
思春期と婚外のセックスに寛容な文化では、
殺人や暴力は減少する。

３．思春期男女のセックスと、
婚外セックスに対する禁止が強い文化ほど、
暴力、殺人率が高い。

つまり、性的な快楽を禁止する社会には
暴力がはびこる。

４．米国の大学生を対象にした調査で、
「未婚者のセックス」、「人工中絶」、
「家庭で裸を見せること」
に対して否定的な学生ほど、

「子育てに体罰は必要だ」
「問題解決に暴力は必要だ」
と信じる傾向があった。

５．幼少期の肌の触れ合いが
多い環境で育った研究用ねずみほど、
脳がよく発達していた。
○———–（引用終了）————-○

ちょっとバラバラな
研究結果のようにも思いますが、
元のママ引用しました。

また、プレスコット博士は、
日本の社会習慣についても言及しています。

トイレと風呂を別に作り
家族で風呂に入ることは、
社会の暴力を減らすために有益かもしれない
ということだそうです。

家族で風呂に一緒に入るという習慣は、
子どもが幼い時を除いて、
廃れかけているかもしれませんけどね。

さて、古宮さんが注目されたのは、
子どもと大人の肌のふれあいが
子どもに与える影響です。

しかし私は、
思春期の若者の性に対する抑圧度に
注目しました。

上記２．と３．は、裏返しの関係です。

これにより、
性に対して寛容な文化ほど
暴力や殺人が少なくなる傾向があることが
はっきりとわかるかと思います。

また４．も、
同様の傾向を示しています。

性に対して厳格なほど子育ても厳しく、
体罰（暴力）を容認する人が多いのです。

「神との対話」でも、
性と暴力のことをよく取り上げています。

そして、まさにこの論文にあることが、
本の中で示されていました。

「あなたがたは性的な気まずさ、抑圧、
恥ずかしさを生み出した。
それが性的禁忌（きんき）、機能不全、
暴力につながる。
社会全体としては必ず、
気まずいことは禁止されるし、
抑圧されたことは機能不全におちいる。
恥ずかしくないことを
恥ずかしいと思わされると、
暴力的な行動になるのだ。」
（「神との対話3」 p.52 – 53）

性の抑圧は暴力につながるのです。

「世界で最もみにくい暴力行動をたたえたり、
崇（あが）めたりするのに、
世界で最も美しい愛の行為のほうは
隠すどころか貶（おとし）めている。」
（「神との対話3」 p.53）

私たちは、
美しいはずの性を抑圧する代わりに、
子どもへの暴力を体罰と言って美化します。

家族への暴力はわざわざDVと呼んで、
それほど問題がないものとしています。

普通に暴行罪・傷害罪じゃありませんか？

最近、虐待された子どもが死亡するという
痛ましい事件がありました。

児童相談所に通告していたにもかかわらず、
救えなかったのです。

どうして児相へ通告なのですか？

暴力の可能性が十分にあったら
110番通報が正しいのではありませんか？

もし110番通報ができれば、
児相との情報共有も簡単にできたはずです。

それもこれも、
私たちの社会が暴力に寛容だからです。

特に、身近な人への暴力ほど寛容になる。

だから110番通報に
躊躇（ちゅうちょ）してしまうのです。

私が結婚する時、
妻のおじさんから一言だけ言われました。

「奥さんを殴るなよ。」

もちろん私は、女性に対して（男性にも）
暴力を振るうような人間ではありません。

しかし、そのように言われたことが、
ずっと心に残っています。

おそらく、多くの人が妻を殴るのです。

だから注意してくれたのでしょうね。

（実態は、妻からよく
殴られたり蹴られたりしてますが。（笑））

性と暴力の関係、
みなさんはどう思われましたでしょうか？

ぜひ、じっくりと考えてみてください。

【編集後記】

昨日、お店の後片付けをしていたら、
何かがサッと動きました。

よく見ると、それはカエルでした。

珍しいなあと思って写真を撮りました。

その夜、妻から言われました。

「8月からバンコクに戻ろう」と。

田舎にいてもお金が稼げないから、
バンコクで2人で働こうということです。

私のタイの田舎暮らしは、
5ヶ月で終止符を打つことになりそうです。

それで、Facebookに写真を投稿しました。

「かえる」とキャプションを付けて。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

◇ブログ：
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