良いことしか起こらない

良いことしか起こらない

こんにちは!
やっとアイロンがけから解放されそうな
赤木です。

妻から、今週末には戻ってくると
連絡がありましたから。

昨日は休みだったので、
掃除、洗濯などの家事をやりましたよ。

苦手なアイロンがけも、
これが最後かと思うと、
なんだか愛しいですね。

詳細は、ブログをご覧ください。

http://4awasejsn.seesaa.net/article/373048856.html

さて、ブログにも少し書いたのですが、
読んだ本の内容をシェアしましょう。

「神との対話」シリーズの11冊目で、
「変えれば、変わる」です。

「神との対話」シリーズと呼べるのは、
本当は9冊目までかもしれません。

10冊目以降は、
著者のニール氏が単独で語るのみで、
神は登場しませんから。

しかし、それまでに語られた内容を、
さらに深く掘り下げていると思われるので、
私は同じシリーズとして扱っています。

この本も、もう3~4回目になりますが、
何度読んでも新鮮です。

それだけ私が忘れっぽいとも言えますが、
まあそれは置いておきましょう。

今回読んでみて、
以前よりはるかに多くの
気付きがありました。

やはり何度も読むことによって、
心に染みてくるものがあるのです。

まず書かれているのは、
人生にどんな変化が起こったとしても、
それを乗り越えられるということです。

不安にかられたり、
自暴自棄になったりせず、
安心の中にいられるということです。

それには、
起こった出来事に対する見方、
つまり視点を変えることだと言います。

詳細は、
ぜひこの本を読んでいただきたいので、
ここではポイントのみ書きます。

私がいつも言っていることですが、
出来事はニュートラル(中立)で、
それだけでは何の意味も持ちません。

そこにどういう意味を与えるかによって、
自分にとっての現実となるのです。

このとき、
出来事をどういう事実かと認識するのに、
3通りあると言います。

平易な言葉で言えば、
思い込みで見た事実(偏見)か、
ありのままの事実か、
本当の事実かという3つです。

そして多くの人が、
思い込みで見た事実を基に考え、
判断すると言います。

そうすることで、
歪められた現実を真実として
受け入れることになるのです。

たとえば、
恋人からフラれたとしましょう。

そのとき、
こんな風に感じる人がいます。

「オレの人生はもうおしまいだ。
もう彼女以上に素敵な人と
出会えるとも思えない。
暗く一人ぼっちの人生が
待っているだけだ。
虚しい。もう死んでしまおう。」

いやあ、極端に短絡的ですねえ。(笑)

でも、笑いごとじゃありませんよ。

一歩間違えれば、
私自身の現実でしたから。

これが、
歪められた現実を受け入れた人の
考え方であり、感情なのです。

つまり、
思い込みで見た事実(偏見)を
受け入れた結果です。

ありのままの事実は、
一人の女性から
別れを告げられただけです。

その別れによって、
もっと素敵な人との出会いが
待っているかもしれないのです。

にも関わらず、
自分で勝手に決めつけて、
勝手に傷付き、
勝手に落ち込んでいるのです。

もちろん、
それが悪いと言うわけではありません。

落ち込んでいたいのでしたら、
好きなだけ落ち込めば良いのです。

問題なのは、それが
3つある事実の中から選ばれた
思い込みで見た事実(偏見)による
歪められた現実だと気づかないことです。

他にも選択肢があったのに、
それに気づかず、
自分が犠牲者になっていると
信じていることです。

他にどうしようもなかったのだと、
自らを縛って、
自由を放棄していることです。

それがもったいないことだと思うのです。

では3つ目の、
本当の事実とは何か
ということをお話しましょう。

そのことを話すためには、
まず私たちには
魂があることを前提とすると、
ニール氏は言います。

そして、
全体霊という存在があることも。

それを神と呼んでもかまわないし、
エネルギーでも良いのです。

もちろん生命でもかまいません。

動物や植物だけでなく、
すべてのものは動いています。

その動かし手が全体霊であり、
生命なのです。

ではその全体霊とは、
どういった性質があるでしょうか?

全体霊の大きな特徴は、
自ら存在するということです。

「在りて在るもの」などと言われますが、
存在の原因であり、結果なのです。

あるいは究極の存在とか、
第一原因という言い方もされます。

つまり、
他の何かによることなく、
自らの意志で存在する存在です。

では、どうやって
自存することが可能なのでしょう?

答は、
「適応することによって」です。

生命は、
それが機能できなくなりそうなとき、
自ら適応することによって、
自らを持続させます。

適応するとはどういうことかと言うと、
それが変化なのです。

つまり生命は、
生命として存在し続けるために、
自ら変化するということです。

その変化が、
この世の出来事なのです。

私たちは物理の授業で、
エネルギー保存の法則というものを
習いました。

覚えていますか?

あれを教わったとき、
なんて不思議なことがあるのだろうと
思いました。

だって、
エネルギーは形を変えるだけで、
けして無くならないと言うのですから。

これがエネルギーの性質であり、
生命の特徴なのです。

たしかに、現れた個々の生命を見ると、
殺したり殺されたり
しているかもしれません。

他の生命を殺して食べることで、
自らの生命をつないでいるとも言えます。

しかし生命全体としては、
増えもしないし減りもしない。

ただ形を変えているだけなのです。

それが究極の事実であり、
本当の事実なのです。

そしてこの
本当の事実の視点から考えるなら、
変化はすべて良いことです。

つまり、
起こる出来事はすべて良いことです。

なぜならそれは、
全体の生命としては
永続するための試みだから。

そして生命は、
自らを進化成長させようとします。

そのことは、
地球の生命の発展を見ても、
わかると思います。

熱力学第二法則(※)に反して、
どうして生命が進化するのか?

その答は、
生命の目的が自らを
進化発展させることだからです。

生命は自らを創造し、
その目的のために変化させているのです。

※熱力学第二法則:
「エントロピー増大の法則」とも呼ばれる。

自然界のおいては、
エネルギーは拡散する方向に移動し、
けして集約する方向には移動しない。

したがって、空気の粒子は
揺れながらも空間に均等に存在する方向に
移動しようとするだけで、
空間に散らばった粒子が
コップの中に集約されることはない。

進化発展することが
エネルギーの集約を意味するなら、
この法則に反していることになる。

このように、
本当の事実という視点で見るなら、
世の中の変化は良いことに違いありません。

それがどんなこと、
たとえば戦争であったとしても、
それは良い変化なのです。

いえ、
悪い変化というものは存在しませんから、
どんな出来事も良いことなのです。

そのままでは
生命が存在できない危機があるため、
生命は自ら適応しようとする。

そのままでは、
進化成長するという
生命の目的が達成できないため、
生命は自ら適応しようとする。

その結果が、
現れた変化なのですから。

このことは、容易には
受け入れがたいかもしれません。

それは、私も同様でしたから、
気持ちはわかります。

でも、自分の人生を
振り返ってみて欲しいのです。

そのときは、
最悪のことだと感じたことが、
後になってみれば、
とても良かったと
思えるのではないでしょうか。

私の場合、
20代に大失恋しました。

そのときは、
この世の終わりくらいに悲しみ、
苦しんだのです。

でもその失恋経験があったから、
40代半ばでの結婚が破談するという経験を
乗り越えられました。

しかもただ乗り越えられただけでなく、
それによって私は、
愛するということが本当にわかったのです。

はっきりと言えます。

あの破談という経験がなかったら、
今の私はなかった。

こうやって幸せになる方法だとかを
語ることはなかった。

つまり私は、
自分の使命を見い出したり、
使命に生きるという喜びを
感じることもなかったのです。

では、
あの破談という最悪の出来事は、
私にとって悪いことだったのでしょうか?

あの大失恋という出来事は、
私にとって悪いことだったのでしょうか?

答は明らかです。

私にとって、良かったことです。

もっと言えば、
私にとって、無くてはならないくらいに
最高の出来事だったのです。

だって、
あの経験があったからこそ、
今の私があるのですから。

おわかりでしょうか?

大事なのは、
今の自分が幸せであることなのです。

そこから出発するのです。

それによって、
過去の経験さえ変わるのです。

いわんや未来の経験をや。

変えれば、変わる。

何を変えるのでしょう?

そう、今の自分を変えるのです。

今の自分の考え方を変えるのです。

そうすれば感情が変わり、
経験が変わります。

その経験は、今だけでなく、
未来だけでなく、
過去の経験も変わります。

つまり、
人生そのものが変わるのです。

気づきましたか?

今、あなたは、
そうやって自分の人生を創造したのです。

実は今までもそうやって、
自分の人生を創造してきたのです。

ただこれまでは、
無意識に創造してきました。

意識が意図しないところで
創造してきただけなのです。

これからは、意識的に創造しませんか?

その方が、自分らしいと思いませんか?

それが、この本の問いかけです。

そして、
私からの問いかけでもあるのです。

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