パートナーを選ぶ基準

こんにちは！
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

前回、Uさんからの感想を紹介しました。

そこに質問として、
次のようなことが書かれていました。

「自分より、
かなり年下の方を 妻に選んだ最大の理由を、
聞いてみたいです。
男としての本音はどうなのかな？と。」

これを読んだ時、私は思いました。

男性は若くてきれいな（かわいい）女性を
選ぶ気持ちがあるのではないか？

そんな気持ちが
Uさんの中にあるように感じたのです。

それで、
私が妻と結婚することになった時、
その前の付き合うようになった時のことを
改めて思い出してみました。

たしかに妻は若くてかわいかったし、
魅力的であったことは事実です。

でも、それだけで恋人とし、
妻にしたわけではないように思いました。

なぜなら、すでに書いたように、
私は「どーでもよかった」からです。

「どーでもよかった」なんて言うと、
妻に対して失礼だと感じるかもしれませんね。

でも、そうではありません。

妻の魅力は魅力として認めながらも、
それが「恋人になりたい」「結婚したい」
という欲求には結びつかなかったのです。

では、
どうして結婚することになったかと言うと、
これもメルマガで紹介したように
妻の方から言ってきたからです。

私には、断る理由もなかった。

だから、結婚したのです。

それでUさんへは、
次のように回答しました。

「「たまたま」です。

いや、本当にそうとしか
答えようがないんですよね。
ブログやメルマガにも書いた通り、
彼女を作ろうとか
まったく考えていなかったのですから。

（中略）

まあでも、
あのタイミングで声をかけてくれたのは、
妻だけですから、たまたまですね。
きっと、そういう運命なのです。」

この回答をメルマガで書いたところ、
Uさんから
次のような感想が送られてきました。

———- Uさんからの感想 ————-
早速のお返事 ありがとうございました?

そうですよね、
結局は運命なんだと思いました。
好きだった人が、
20年下のフィリピンの方と結婚しました。
恥ずかしいほど若作りしだして、
友人に自慢気な顔つきになり、
そばで見ていて驚きしかありませんでした。
でも、それが彼の運命だったのでしょうね。
ショックだったけどね。(私は既婚でした)笑
赤木さんの奥様は、
飾ることない 素直な感情を出されてて、
運命のパートナーと感じました。
いつまでもお幸せにね?
———- Uさんからの感想 ————-

Uさん、感想をありがとうございます。

文中の「?」は、機種依存文字か何かで
このように変換されたものと思われます。

さて、これを読んでいて、
ちょっと違う気がしたんですよね。

たしかに、すべては「運命」と言っても
間違いではないと思います。

なぜなら、起こることは必然であり、
無駄はないのですから。

若いフィリピーナと結婚された方も、
それによって残念な思いをされたUさんも、
運命と言えば運命なのです。

双方の魂が望んだように、
現実は展開して行きますからね。

ただ、若い女性を選んだから成功とか、
幸せということではないのです。

それはまったく関係がないと思っています。

よく、「美女は3日で飽きるが、
ブスは3日で慣れる」と言いますよね。

これは真実だと思います。

妻の若さ、かわいさなんて、
3日も経てば「当たり前」に感じます。

それ以上に、わがままなところとか、
これまで見えなかった性格が見えてきて、
いろいろと気になるようになりましたよ。

Uさんの知り合いの方が、今、
幸せに結婚生活を送っているのかどうか、
私は知りません。

ただおそらく、
この壁を乗り越えない限り
幸せは続かないだろうなぁと思っています。

では、
どういう基準で選ぶのがいいのでしょうか？

容姿ではなく、性格が重要なのでしょうか？

「神との対話」では、こう言っています。

「人生に特別な相手が現れて
自分が満たされると感じる、
というのは非常にロマンティックだ。
だが、人間関係の目的は、
相手に満たしてもらうことではなく、
「完全な自分」－－つまり
ほんとうの自分という存在をまるごと－－
分かち合う相手をもつことだ。
ここに、
すべての人間関係のパラドックスがある。
ほんとうの自分を充分に経験するためなら、
特別の相手を必要としない……ところが、
他者がいなければあなたは何者でもない。」
（「神との対話」 p.166）

特別な相手を必要としないということは、
要は「誰でもよい」ということです。

しかし、「誰でもよい」のですが、
「誰かが必要」ということです。

わかりやすく言えば、
誰でもいいから結婚したらいい
ということになります。

ですから、
たまたま結婚する流れが来たなら結婚する
ということでよいのです。

それで第1段階はクリアです。

重要なのはその後の、
正しい人間関係の目的を忘れないことです。

「人間関係の目的はひとつしかない－－
それは、人生のすべてに言えることだ。
目的は、
ほんとうの自分は何者であるかを決め、
ほんとうの自分になること、それである。」
（「神との対話」 p.166）

Uさんのお知り合いの方が、
それができているのかどうか、
私は知りません。

しかし、これがわかっていなければ、
本当の幸せは得られないと思っています。

【編集後記】

昨夜のことを短歌に詠みました。

ハッシュタグを付けて、
Facebookに投稿しましたよ。

「嗅いでみよ臭くないわと妻が言う
寝ている我の顔に足乗せ」

#虐待はやめましょう

まあ、こんな夫婦です。
笑ってやってください。

他の歌もブログに紹介しましたので、
どうぞご覧になってくださいね。

「妻のことを歌に詠みました」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/461917241.html

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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