結果的に結婚することに(続き5)

結果的に結婚することに(続き5)

こんにちは!
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

妻との馴れ初めについて書くシリーズの
今回が13回目になります。

前回は、
2011年4月の一時帰国について書きました。

あの東日本大震災があった時です。

いろいろなことがありましたが、
あの時の帰省によって、妻は両親から
完全に受け入れられたように感じました。

今回は、その続きになります。

5月の母の日には、
いつも何かしら贈っていました。

この頃は、
鉢植えのあじさいを贈っていたようです。

母は、
毎年贈ってもらうあじさいが根付かなくて、
申しわけないというようなことを
手紙に書いて送ってくれました。

以下、長くなりますが、
それに対する私の返信です。

「お土産をもらったから、
何かお返しをしなければならないなんて、
そんなことは考えない方がいいですよ。

そういう考え方が、
お母さん自身を辛くはしていませんか?

よくしてもらったら、「ありがたいなあ」
と思っていればいいのです。
別に「ありがとう」と
言葉にする必要性さえありません。

他人からどう思われるかなんて、
本当はどうでもいいことです。
それよりももっと重要なのは、
自分自身がどう思っているかです。

アジサイが根付かなくても、
そんなに申し訳なく思わなくていいですよ。
アジサイは、いくらでもあります。

根付かなかったという事実は
残念なことではあっても、
けして罪悪感を感じるようなことでは
ないのです。

彼女の立場にしてみれば、
手ぶらで訪問することは
できなかったのでしょう。
「気を使わなくていいよ」は、
1回言えばそれで十分ですよ。

それでも気を使いたい人は、
自分がそうしたいからそうしているのです。
いいじゃないですか、
好きなようにさせてあげたら。

お母さんの周りの人に対する気遣いは
素晴らしいものですが、
それでお母さん自身は本当に嬉しいですか?

私から見ていると、
どうもそうではない気がします。

気を使わざるを得ない生き方を
強いられてきた。
いえ、周りはそうは言わなかったけど、
自分でそう思い込んできた。
そうではありませんか?

気のきく良い子であることを期待され、
そういう風にしなければ生きていけないと
不安だったのではありませんか?

そういう生き方、考え方が
習慣になってしまい、
不安が動機ということさえ、
わからなくなってしまっているのでは?

もう、重荷を下ろしても大丈夫です。
誰も、お母さんを責める者などいませんよ。

誰にも気を使わなくていいのです。
お母さんは、
その存在だけで素晴らしいのですから。

イエス・キリストは、
そのことを言われたのだなあと、
今頃わかるようになりました。

姦淫の罪を犯した女を前に、
イエスは言いました。
「あなた方の中で、これまで一度も
罪を犯したことがない者から
この女に石を投げつけるがよい。」

そして誰一人として石を投げる者がおらず、
皆はその場を離れていきました。

それでイエスは女に、
「あなたの罪は許された」と言ったのです。

その女が悔い改めたから
許されたのではありません。

誰も責める者がいないという事実が、
明らかになったから許されたのです。

つまり、
最初から罪などはなかったということ。

単に人々の中の責める気持ちが、
生み出していた幻想だということです。

仏教でも、同じことを言っています。

万物はすべてひとつのものであり、
ひとつのものはまた万物である。
したがってそこには正もなければ邪もない。
清いもなければ汚れもない。
なぜなら、ひとつのものだから。

人はこれまで、
「救われなければならない存在」だと
信じてきました。
でもそうではなく、
すでに救われているのです。
だから救われる必要性もないし、
許される必要性もないのです。

ただ考え方や信念が間違っていただけ。

だから仏陀は、欲に溺れる生き方もダメだし、
逆に荒行も意味がないと言ったのです。

悟るとは、単に考え方を変えるだけ。

万物のように見えて、
実は単にひとつのものだと、
心の目で見ることです。

そうすれば、
自分を責めているように見えた人のことも、
別の見方ができるでしょう。

この人は自分を攻撃しているのではなく、
自分を助けていたのだとわかるのです。

この世に敵はいません。
いるのは天使ばかり。

天使に囲まれて、
自分の素晴らしさを発見する旅。
それが人生だったのです。

私は、この年になって、
やっとそのことがわかりました。

だから、苦労はしても苦にはなりません。
悲しいことがあっても、
意気消沈することがありません。

四苦八苦を、楽しむことさえできます。
何の不安もないし、
あるのは希望と喜びばかりです。

このことを、できれば多くの人にも
知ってほしいと思っています。
とりわけお母さんに。」

母はよく、
「あなたの手紙は難しくてよくわからない」
と言っていました。

なるべくわかりやすくしようと
努力はしていたのですけどね。

書いているといろいろ降りてきて、
次々と言葉になっていくのです。

まあこれなどは、
まだわかりやすい方です。(笑)

私は、彼女との結婚のことは、
何一つ心配していませんでした。

ある意味で、
どうでもいいと思っていたのです。

結婚式の準備を私がする必要がない
ということもあったでしょう。

お金だけは必要でしたが、
特に私の側の参列者もいないし、
彼女に任せておけばよかったからです。

それよりも気になっていたのは、
母のことでした。

心配性で、何かと自分を責める母を、
何とか楽にさせてあげられれば
と思っていました。

生前記憶のある子どもたちに聞くと、
その多くが、
お母さんを幸せにしたくて生まれてきた
と言うのだそうです。

私も、そうだったのだろうと思います。

ただ母に喜んでほしかったし、
幸せになってほしかったのです。

【編集後記】

2011年9月にも帰省しますが、
その時は私1人の予定でした。

免許の更新などがあったので、
早々と日程を決めていました。

このころは年に2回の一時帰国(帰省)が、
習慣になっていたのですね。

まだまだ仕事最優先で、
年間の休みを少しだけ取って、
帰国に当てていたころです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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