気付かせてもらったこと

こんにちは！
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

前回、前々回と、
Aさんからのメールを取り上げ、
その疑問に答えて来ました。

Aさんからのメールの主要な部分は、
以下の内容です。

◆———–読者からの感想———–◆
ですが、読んでいて、
あまり幸せそうな印象を
受けることができません。
苦痛な日々を「神にゆだねる」という言葉で
自分に説得していらっしゃるように
思えてしまいます。
多分、理由としては

１、本当に幸せじゃないから　
２、本当に不平不満な内容が多いから　
３、私の不平不満を投影しているから

あたりではないかと思います。
◆———–読者からの感想———–◆

Aさんの疑問に対しては、これまでに
以下のような観点で回答しました。

メルマガのためにフォーカスしたものが
違うから。

幸せの定義は人それぞれだから。

しかし、
まだどうにも釈然としないものがあります。

それは、Aさんが指摘した通りに、
私自身が幸せだと感じていない
という観点があると思ったからです。

昨日の夕方、バンコク行きのバスに乗り、
今朝、到着しました。

このバスは、特別便でした。

通常の1日1便の定期便ではなく、
利用者が多いために
特別に増便したもの。

このバスで帰るという出来事の中でも、
そのことを説明できると思います。

まずは、私が不平不満を感じた観点です。

後になって気づいたのですが、
「増便」とは言っても、
それは乗る側の意識です。

運営側が同じ（＝増便）とは限りません。

運営側が同じかどうかわかりませんが、
案の定、まったく違う対応でした。

まず、通常のバスが3列シートなのに対し、
私たちのバスは4列シート。

シートは狭くて硬いし、
リクライニングも浅く、
とてもゆったり寝られるものではありません。

尻は痛いし、微妙に足が浮くので
膝も痛くなります。

通常ならついている
水やお菓子、軽食のサービスもありません。

通常（520バーツ）より高く（600バーツ）て、
どうしてこうなの？　って思いました。

途中の休憩場所では、
そこに入ったもののなぜか停車場に入らず、
休憩なしで出発しました。

そのため、狭くて汚いバスのトイレは、
利用者が殺到。

終わった後はバケツの水で流すのですが、
そのバケツの水も、
最後までもったのかどうか。

最終到着地もバスターミナルに入らず、
その前の道路で降ろされました。

休憩所もないし、
タクシーもなかなか拾えません。

妻がトイレに行きたいと言うので、
道路を渡ってバスターミナルへ行け
と言ったのですが、
それは嫌だと言い張ります。

なので仕方なく交渉制のツクツクを呼び、
メータータクシーなら200バーツほどなのに、
600バーツを払って帰りました。

やっとマンションに到着したら、妻から
「なんで荷物を持つのを助けないのか？」
というクレーム。

スーツケースは非常に重く、
それまで路面もデコボコが多くて
時おり持ち上げる必要がありました。

だから私がスーツケースを担当していました。

妻が持った箱は、私のプリンターです。

たしかに重いのですが、
スーツケースよりははるかにマシ。

最後はマンションなので、
たしかにスーツケースを押す方が
楽かもしれません。

でもね、タクシーから降りて、
箱を持ったのは妻自身ですからね。

「なんで？」とクレームされる
理由がわかりません。

嫌なら「交換してくれない？」って
言えばいいだけじゃありませんか。

こんな感じで、
私もたくさんの不平不満を感じているのです。

そして、それが時に、
言葉や態度として吹き出ることもあります。

その一方で、
それらのことを踏まえて、
有り難いことに
置き換えることもやっています。

臨時便に乗れなかったら、
もうしばらく妻の実家で
不自由な生活をする必要がありました。

バス乗り場へ行く時は雨が降っておらず、
到着してから降り出しました。

行きも帰りも、バイクでの移動時は降られず、
とても助かりました。

席指定がなかったのですが、
始発だったので妻と横並びで座れました。

隣が他人じゃないというのは、
本当に気楽です。

幸いお腹の調子もよく、
トイレは1回で済みました。

それも妻の後に続けて入ったので、
戸惑うこともありませんでした。

座席が狭くて動きづらいから
シートベルトをしなかったのですが、
事故もなく到着できました。

もし事故に遭えば、
車外に放り出されて大怪我をしていた
なんて可能性もありましたからね。

多くの人がタクシーを待っていましたが、
ツクツクの料金を払えるほど裕福なので、
あまり待たずに帰れました。

妻と一緒だったから、
プリンターや本など大事なものを
ほとんど持ち帰れました。

このように、
不平不満を感じることに合わせて、
有り難いことを考えるようにしています。

視点を変えてみることで、
これもまた有り難いなぁ
という気持ちに浸っているのです。

ですが、みなさんにこの
不平不満を置き換えることを伝えようとして、
不平不満にフォーカスした情報発信を
頻繁にしていることに気づきました。

意図的にそうしているつもりだったのですが、
いつの間にか、
これが私の習性になっていたようです。

つまり、無意識に不平不満を感じて、
それでよしとしていたのです。

言葉は言霊と言われるように、
それだけですごいエネルギーがあります。

意図していなかったのですが、
そのエネルギーによって、
不平不満側に
引っ張られていたように思います。

だからAさんが、
私のことを幸せそうに感じられない
と言われたのかもしれませんね。

そのことを反省しました。

なのでしばらくは、
不平不満的なことを言葉にしない
ということをやろうと思います。

最初は慣れないと思いますので、
もし私が思わず言ってしまったら、
ぜひ指摘してくださいね。

互いに切磋琢磨しながら成長していくこと。

それが幸せ実践塾のモットーですからね。

【編集後記】

実は、今回のメルマガが
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特に理由はないのですが、
1000号を当面の目標としていました。

月に10回の発行を続ければ、
年内の達成も夢ではありませんね。

ちょっと気合を入れて、
年内1000号を目指しますかね。

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赤木篤　（あかき・あつし）

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