バンコク滞在を終えて

こんにちは！
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

4月28日の朝にバンコクに到着してから、
9日目となりました。

いよいよ今夜、
妻の実家があるサコンナコーン県に向け
出発します。

今朝は、
アパートの部屋でダラダラと過ごし、
お昼前に部屋を出ました。

買い物をするなどしたため、
来る時の1.5倍くらいに
荷物が膨らんでいます。

スーツケースに入り切らないので、
両手に抱えて持ち出しましたよ。

アパートの前でタクシーをつかまえ、
そこから約30分で
北バスターミナルに到着です。

すぐにバスチケットを買い、
今は搭乗口近くのフードコートで
このメルマガを書いています。

バスの発車時刻は20時ですから、
まだ7時間以上あります。

妻は、近くのウィークデーマーケット、
チャトチャック市場へ行きました。

おそらく、洋服の市場調査か、
仕入れが目的なのでしょう。

あとはトイレ以外に
行くべきところもないので、
今回のバンコク滞在はこれで終わりです。

北バスターミナルでは
ビールを売っていないので、
ビールももう飲めませんしね。（泣）

そのことはすでに知っていたので、
今朝、部屋で最後のビールを飲みました。

今の正直な気持ちは、「名残惜しい」です。

私はまだ、
タイの田舎の生活を恋しいとは
感じられないようです。

今回のバンコク滞在で、
気づいたことがあります。

それは、
バンコクでいかに快適な生活をしていたか
ということです。

約16年生活したバンコクでしたが、
いつしかその生活が
「当たり前」に感じていたのですね。

それが、田舎暮らしをしてみることで
よくわかりました。

まず、移動の容易さです。

タクシーやBTS（高架鉄道）など、
行きたいところへ自由に行けるということが
どれだけ素晴らしいかということに
改めて気付かされました。

田舎では、
自分で車やバイクを運転しない限り、
自由には行けません。

タクシーなんて便利なものはなく、
サムロー（三輪タクシー）などはあっても、
妻を通じて呼んでもらわなければ
利用することができません。

しかも、値段も高くなります。

次に、水を豊かに使え、
温水シャワーを浴びられる快適さです。

妻の実家でも、
地下水をポンプで汲み上げているので、
蛇口をひねれば水は出ます。

しかし、停電すると出なくなるため、
基本は水瓶に溜めた水を使います。

片手で水を汲んでかけながら、
もう一方の手で洗う。

これはとても不便なのです。

そんな不便なことをしなくても、
蛇口をひねれば両手で洗い物ができる
ということが、
とても素晴らしいと感じました。

2ヶ月ほどの田舎生活で、
私の身体にも大きな変化がありました。

その1つは、
足がとても汚くなったということです。

乾けば埃っぽく、
雨が降ればドロドロになる赤土の上で、
雪駄を履いて過ごしています。

鼻緒の部分が白いままに黒く日焼けし、
爪の周りは赤茶色に染まり、
マメができ、ひび割れになった足の裏。

毎日水浴びをして洗っていても、
だんだんと足が汚くなります。

それが、
バンコクに1週間滞在している間に、
少しきれいになりました。

温水シャワーで足を洗いながら、
私は足さんに謝りましたよ。

「ごめんね、こんなに汚くさせて。」

もう1つの身体の変化は、
背中の痛さがなくなったこと。

田舎にいる時は、夜、横になる時、
いつも「イテテテ」と言っていました。

店番で長時間座っていることで、
腰に負担がかかっていました。

また、
タイル張りの床に毛布を敷いたような
硬い寝床にも原因がありそうです。

バンコクのアパートでは、
普通にキングサイズのベッドです。

寝返りする時も寝床の硬さを感じず、
とても快適でした。

このような快適さを、
バンコクで生活している間は気づくことなく、
当たり前と思っていたのですね。

普通はこういうことは、
田舎の生活を始めた時に気づくと思います。

しかし私は、気が張っていたせいか、
意識しませんでした。

意識すると田舎の生活に
耐えられなくなるかもしれない。

そんな不安が
無意識にあったのかもしれませんね。

明日から、また田舎の生活に戻ります。

気がついてしまったことで、
田舎の生活がより苦痛になるかも・・・。

そんな心配もありますが、
まあそれもどうなるか
自分の変化を楽しもうと思います。

さっき妻が、
今月末にまたバンコクに来る用事ができた
と言いました。

私の中では、
次回からは留守番をしよう
と思っていたのですが・・・。

さて、これもどうしたものか。

まあその時に考えて
判断しようと思っています。

【編集後記】

今回のバンコク旅行の交通費、滞在費は、
ほぼすべて私が払いました。

なんか納得できないなぁ。

そもそも妻が、
友人たちと遊びに行くからという理由で
決まった旅行です。

妻の交通費や滞在費まで、なぜに私持ちなの？

ということも、
次回以降どうするか悩ましい理由なのです。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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