今ここに取り組むこと
- 2017.07.06
- 2017年
こんにちは!
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。
今回のテーマは、
「今ここに取り組むこと」
となります。
今回は「神との対話2」第2章の解説の
4回目になります。
前回は、
理性を捨てて感情に従うこと、
という話でした。
その最後に、否定的な感情は、
それを抱いた相手に面と向かって
言わなくてもいい、とありました。
つまり自分が、
その感情を抱いていることを受け入れ、
味わえば良いだけなのです。
「否定が究極の真実から出ていることは、
絶対にない。
そのときは真実のように思えても、
究極の真実ではない。
あなたの癒されていない部分が
そう思わせるのかもしれない--。
じつは、それ以外のことはありえないのだ。」
(p.37)
つまり否定的な感情とは、
私たちの真実ではないのです。
「だから、否定的な感情を放出し、
解放することが大切なのだよ。
外に出すこと、自分の前に置いてみること。
そのときはじめて、
はっきりと見えてくるし、
ほんとうにそう信じているかどうかもわかる。
みにくいことでもすべて口に出してしまうと、
もう「真実」とは
思えなくなるのに気づくはずだ。」
(p.38)
感情を感じてみるというのは、
感情に振り回されることではありません。
そう感じている自分を、
そのままに受け入れることなのです。
ですから前回、
占い師の夕凪(ゆうな)さんのやり方を
紹介したのです。
怒りや恨み、妬み、嫉妬など、
どんな醜い感情であっても、
それを感じたことを口に出します。
そして最後に、「ふ~ん」と言って、
どこか他人事のように俯瞰してみるのです。
「私って、すっごく嫉妬してるんだ。
ふ~ん。」
こんな感じです。
「感情は魂の言葉だが、
ほんとうの感情を聞きとっているか、
それとも理性がつくりあげた
まがいものなのかを、
見きわめなければいけない。」
(p.38)
「言い換えれば、
まがいものは「感情」ではなくて「思考」だ。
感情の仮面をかぶった思考だよ。」
(p.38)
感じたからと言って、
何でもかんでも本物の感情ではない
ということなのです。
そしてそのまがいものは、
他人の経験から「こう感じるべき」などと
自分が思い込んだもの。
だから「思考」だと言うのです。
「ひととして挑戦すべき最大の課題は、
「いまここで、あるがままに」
ということだ。」
(p.38)
思考というのは、過去から学んだことを
今に適用しようとするものです。
本当は、今を感じて、
今に最高の自分らしさを発揮すべきなのに。
「それぞれの瞬間をきよらかに、
前もって考えたりせずに迎えれば、
あなたは過去の自分を再現するのではなく、
自分を創造することができる。
人生は創造のプロセスだ。
ところがあなたは、
再現のプロセスのように生きている。」
(p.39)
耳が痛い言葉ですが、
つい理性的な判断を優先してしまいがちです。
「愛よりも自然なことは、何もない。
愛で行動すれば、自然に行動することになる。
不安や恨みや怒りで反応するのは、
「ふつう」の行動かもしれないが、
「自然」な行動ではない。」
(p.40)
つまり、理性に走ってしまうのは、
動機が愛ではなく不安だからです。
「愛」というのがわかりにくければ、
「安心」に置き換えるといいでしょう。
もし「安心」しているなら、
すべてを受け入れられるはずです。
不安だから、
どうにかしようともがくのです。
そして神は、
不安は不自然であり、
愛(安心)が自然なのだと言うのです。
そして愛であれば、
今をあるがままに受けとめ、
その中に浸ることができます。
しかし、どうしても不安があるために、
過去の経験などから
身構えてしまうのですね。
「過去の体験を無視して、
その時に入ってゆきなさい。
ここで取り組みなさい。
新しい自分を創造するためには、
いま何をしたらいいかを見つめなさい。」
(p.40)
不安を乗り越えるには、勇気を出して
一歩踏み出すしかないのだと思います。
私たちは、自分は奇跡を起こせない
と頑なに信じています。
モーセやイエスにはできても、
価値のない自分には無理だと。
けれども神は、
誰にでもできると言います。
「あなたがたはみんな、
自分に価値がないと思っている。
だから、イエスの名において願う。
(中略)
誰かれかまわず、
いろいろな名を使うけれど、
自分の名だけは使わない!
だが、いいかね。
願えば与えられるだろう。
求めれば、見つかるだろう。
叩けば、開かれるのだよ。」
(p.43)
まずは、自分でもできる
という信念が必要なのです。
過去を無視して、
今へ飛び込んでいくのは恐い。
とても不安なことです。
しかし、それでもそこに愛を抱き、
飛び込めと神は励まします。
あとは、どうするかを
自分が決めるだけのことです。
今まで通りに、
不安に怯えて理性を働かせるのか?
それとも愛(安心)の中で、
直感を信じて飛び込むのか。
私たちには、
その選択の自由があるのです。
【編集後記】
今日の夕方、
妻の田舎へ向けてバスで出発します。
約10時間かけて、明日の朝には到着です。
妻も、今後のことで
いろいろ悩んでいるようです。
おばさんの家(店)の軒先を借りて
洋服の販売をしているのですが、
いろいろ問題も出てきたようで・・・。
今、妻は、実家へ帰るか、
バンコクに戻ってくるかと、
考えを巡らせているようです。
もし、私が帰国することになったら、
日本へついて行こうかとまで
言うようになりました。
どれもイバラの道かもしれませんが、
どれかに決めて、
思い切って飛び込むしかないのです。
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・7月5日のメルマガに対して
【Nさん】
およそ二ヶ月の日本滞在を終えて、
明日居住地アメリカに戻ります。
高齢の母に向き合う時、
あつしさんのメールのおかげで
心がクリアになることがとても多かったです。
その時その時を大切にして、
幸せな時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。
Nさん、感想をありがとうございます。
私のメルマガが役に立ったとのこと。
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赤木篤 (あかき・あつし)
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