しなやかに困難を跳ね返す力
- 2016.12.15
- 2016年
こんにちは!
刈草亜美さんに霊視をしてもらった
赤木あつしです。
刈草さんは納棺師で、
「葬送最前線」などの小説を書かれる
作家さんでもあります。
https://www.facebook.com/karikusa
その刈草さんが霊視をされるというので、
さっそく申し込んでみました。
https://coconala.com/services/176245
刈草さんの霊視は、
何かを言い当てたり、
未来の答えを出すものではない
と言われています。
では何を視るのかというと、
人生にどんなテーマがあるのか
ということだそうです。
私の視てもらった結果は、
以下の通りでした。
・私の魂の質として「正しさ」がある。
・さまざまな経験を経て
「寄り道」や「余裕」が必要だ
とわかってきた。
・ただ「頑固」な部分があり、
それが自身の苦しみによって顕在化する。
・「頑固」をどうにかするのが、
私の人生の大きなテーマ。
・今はトラブルなどで成長する時期が過ぎ、
「託す」「任せる」時期に入ろうとしている。
・お金については、固執している部分と
固執していない部分がある。
・他人の反応では理解できていても、
まだ自分自身に落とし込めていない。
・これは「理性から愛に移る」という意味。
・「養う」という意識を手放し、
相手に任せ、相手の成長を促すこと。
・それによって、
「本当の自分だけのおだやかさ」が手に入る。
これは長い文章をまとめたもので、
実際はもう少しわかりやすく書かれています。
私はこれを読んで、
なるほどなと思いました。
うすうす感づいていたことだからです。
こだわりを捨てて、安心していること。
それが今の私にとって、
重要なことなのだろうと思います。
さて今日は、しなやかに困難を跳ね返す力
という話です。
昨夜、テラ・ルネッサンスの講演会、
テラ・スタイル東京に参加してきました。
これは、
NPOのテラ・ルネッサンスを支えるために、
有志が毎月1回開催しているものだそうです。
「テラ・ルネッサンス」
https://www.terra-r.jp/
「テラ・スタイル東京」
https://www.facebook.com/terrastyletokyo/
講演は最初、
アフリカで支援をしている小川慎吾さんが、
支援活動の内容などを画像を示しながら
紹介されました。
その後、テラ・ルネッサンスの創設者、
鬼丸昌也さんと小川さんが、
支援のポイントなどを話されました。
この中で、
とても印象に残ったことがあるので、
それをシェアしたいと思います。
支援においては、
「レジリエンス」という概念が
重視されてきたのだそうです。
レジリエンスとは、
しなやかに困難を跳ね返す力(能力)です。
たとえば、
トラウマになるような出来事があった時、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)を
発症する人がいます。
一方で、同じ出来事を体験しても、
PTSDにならない人もいます。
その違いがどこから生まれるかというと、
困難があっても跳ね返す力があるかどうか
ということが重要なのだそうです。
では、そのレジリエンスが高い人は、
どういう特徴があるのでしょう?
答えは「自尊心が高い」という特徴
なのだそうです。
自尊心が高い人は、
少々の困難があっても潰れない。
たしかに、そうだろうなと思いました。
では、
どうすれば自尊心を高められるのでしょう?
その答えは、
「他者へ貢献している」という自覚
なのだそうです。
テラ・ルネッサンスで支援している人は、
元少年兵とか
内紛でレイプされた女性たちです。
そういう人たちは、
コミュニティーや家族からも
拒絶される傾向があります。
彼らが手に職を持つということは、
コミュニティーや家族に貢献すること
になるのです。
どんなひどい仕打ちを受けたとか、
今、どんな困難な状況にあるとか、
そういうものは関係ないのだそうです。
どんな状況であっても、
今、できることに注目する。
できることをやって自立し、
他者へ貢献することが重要なのです。
この考え方は、
アドラー心理学でも示されていますね。
したがって大事なことは、
問題をなくすことではありません。
今、
問題があるかどうかは関係ありません。
それよりも、
問題に対してどう立ち向かうか
ということが重要なのです。
鬼丸さんが、
こんなことを言われていました。
「私は英語をしゃべれないし、
シャイだから飛行機に乗る時、
窓際に座れないんですよ。
だってトイレに行きたい時、
なんて言ったらいいかわからなくて、
ずっと我慢しなくちゃならないから。」
そんな人が、
海外の人たちの支援を
どうやって始めたのでしょう?
とても興味があったので、
それを質問してみました。
すると鬼丸さんは、
こう答えてくれました。
「結果論ですが、
ないことが良かったんです。」
英語をしゃべれなかったから、
しゃべれる人に任せるしかなかった。
自分は日本語がしゃべれるのだから、
自分の理念や考えを
日本人に伝えることができる。
そのできることをやって、
あとは他の人に任せることにした。
それによって支援の輪が広がり、
優秀なスタッフが集まってきた。
すべての話がつながっていると思いました。
そしてこのメッセージが、
まさに私に対してのものだと思いました。
鬼丸さんと小川さんは、
最後にこういう話をしてくれました。
「理念は重要ですが、
それは自らに問いかけるものです。
他者を裁くために使ってはいけません。」
とても学びの多い1日でした。
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