ノドチンコはなぜあるの?

ノドチンコはなぜあるの?

こんにちは!
ユーチューブに動画をアップした
赤木です。

以前お話した出版オーディションは、
残念ながら落選しました。

まあでも、良い経験でしたよ。

それで、
その2次審査で行ったスピーチを再現し、
ユーチューブに載せました。

詳細は、ブログをご覧くださいね。

http://4awasejsn.seesaa.net/article/373248905.html

さて今日は、東井義雄先生の話です。

唐突ですが、
これも今日のブログに書きました。

http://4awasejsn.seesaa.net/article/373462536.html

「仏の声を聞く」という冊子を読み、
とても感動したのです。

その中に私が、
非常に驚いたエピソードがありました。

今日はそれを紹介しようと思います。

それは何かと言うと、
ノドチンコの話です。

あーんと大きな口を開けると、
のどの奥にぶら下がっているものが
見えますよね。

通称「ノドチンコ」です。

あれ、何のためにあるか知ってますか?

その話が、この冊子に書かれていました。

北村くんという生徒が東井先生に、
その存在理由を質問したのだそうです。

先生は答えられなかったので、
あとで本で調べたのだとか。

するとあれは、
正式には口蓋垂(こうがいすい)と言って、
食べ物を飲み込む時、
気管の入り口をピタリと蓋をするために
あるのだとわかったそうです。

つまりあれがあるお陰で、
食べ物が気管に入ってこない。

むせないで済むというわけです。

それを知った東井先生は、
天地がひっくり返るほど、
ショックを受けたそうです。

その働きさえ知らないのですから、
一度もその働きに
感謝したことがありません。

それなのに、
偉そうなことを言いながら
生きてきた自分だったと
気付かされたのです。

もちろんそれは、
ノドチンコだけの話ではありません。

呼吸や心臓が無意識で働いてくれることも、
感謝したことがありません。

手や足が自由に動かせることもそうです。

こういった諸々のことが、
自分がまったく知らないでいて、
感謝などしたこともないのに、
きちんと働いていてくれる。

今まで、
「生きている」とばかり思っていたのに、
実は「生かされていた」という事実に
気づいたのだそうです。

こういった話が、
この冊子に書かれていました。

でも、私が驚いたのは、
別のところにあります。

実は、
このノドチンコの働きを知って
感動の涙を流したのは、
まだ30歳になる前の私自身だったのです。

かすかな記憶ですが、
あれはたしか休みの日です。

そうでないと、
日中に電車に乗ることはないでしょうから。

おそらく、
何かの本を読んだのでしょうね。

そこは記憶にありません。

ただ、私はそのとき、
ノドチンコのことを考えていました。

何の働きがあるかも知らなかったし、
そんなことを考えたこともなかった。

しかし、
誰から知られなくてもノドチンコは、
私のために毎日働いていてくれたのです。

これをいったい誰が考えて、
私の体を作ってくれたのでしょう?

そう考えたとき、
私は神の存在を間近に感じたのです。

「それはね、
お前が食べ物を食べるとき、
モノが気管に入って苦しむことが
ないようにと考えて、
私が作っておいたんだよ。」

まるで、
そう言われているような気持ちがして、
心が温かくなりました。

その感動で、
電車の中にいるにも関わらず、
涙がこぼれてきたのです。

物語に感動して泣くことはありますが、
考えていて泣くというのは、
そうそうあるものではありません。

このときが多分、初めての経験です。

その後は2007年くらいになります。

私たちは「ひとつのもの」という考えが
スーッと心に入ってきたという、
プロフィールにも書いた出来事です。

そのくらい、
異次元的な体験でもあったのです。

その最初の
感動体験にまつわるエピソードが、
おそらく東井義雄先生の話だった。

そして今、
その元になった冊子と
出会うことができた。

それが、
私にとっての驚きだったのです。

おそらくそのとき読んでいた本には、
東井義雄先生のこの話を元にして、
ノドチンコの存在意義が
書かれていたのでしょう。

それを読んだ私は、
初めてノドチンコのことを考えて、
感動して泣いた。

そして今、
その元ネタと出会ったというわけです。

なんだか、いろいろなところで
つながっている気がしませんか?

私はそう感じて、
この感動を伝えたくなったのです。

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