意味は自分が与える
- 2019.06.25
- 2019年
こんにちは!
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。
Facebookの
「9ポスト – ナインポスト」というページに、
ある投稿が載っていました。
救急車を止まらせてまで横断する女性の
動画に対して批判したものです。
https://web.facebook.com/9post/posts/2482821708450286
こういうのを見ると、ついつい、
ひとこと言いたくなっちゃうんですよね。
それで、
次のような内容のコメントをしました。
「これだけで、ああだこうだと
この女性を批判する考え方にびっくり!」
するとやはり、
何人かの方から批判されました。
まあ、
その女性を批判する人の気持ちはわかります。
私もかつてはそうでしたから。
しかし、
そういう批判をしても、
何の解決にもならないと思うのです。
なぜなら、
その女性にはその女性の「正義」があり、
そうせざるを得ない事情が
あったのでしょうから。
コメントにも書いたように、
ゆっくり歩いて渡っているうちに
救急車が先に通過するだろう
と考えていたのかもしれません。
それなのに止まってしまったので、
「何だかいやみったらしいなぁ」
と感じたかもしれませんね。
私も時々思ってしまうのですが、
その車が通過すれば後続車がないので
安心して渡れると思っているのに
わざわざ止まられると、
かえって嫌な気分になるのです。
全体効率から考えても、
先に車が通過した方が、
車のエネルギー効率もいいし、
歩行者も安心して渡れますから。
もちろん、
車には車の言い分があるでしょう。
法律で止まらなければならないことに
なっているから、仕方なく止まるのだと。
また、渡るかどうかわからないのに
無理に先に行こうとしてぶつかったら、
悪いのは車になりますからね。
このように考え方は、
立場によって、その人の価値観によって、
その人の気分によって、
いろいろ変わるのです。
そして、その人の考え方によれば、
その人は間違ったことはしません。
「神との対話2」にもこうあります。
「「腐ったリンゴ」などというものはない、
ということだよ。
あるのは、
あなたの考え方とはちがう考え方をするひと、
ちがう世界のモデルを
つくりあげているひとだけだ。
いいかね、どんな者でも、
自分なりの世界モデルにてらせば、
何も間違ったことはしていない。」
(p.60)
したがって、
どっちが正しいかという論争は不毛なのです。
それぞれお互いに、
自分が正しいのですから。
批判非難するのは、他の人に対して、
「そのままではいけない」
と考えているからです。
他の人がそのままでいたら、
自分が不都合だからです。
つまり、自分の事情で他の人に対して、
「変われ!」と言っているようなものです。
これって、傲慢じゃありませんかね?
他の人がそのままでいると、
自分が苦しくてたまらない。
けれども、
自分のその苦しみを
自分ではどうにもできない(と思っている)。
だから、他の人に
「お願いだから私を助けてよ!」
と叫んでいる気持ちが批判非難となるのです。
でも、それがわかっていたなら、
批判非難じゃなくお願いすべきですよね?
では、どうすれば解決するでしょうか?
どうすれば他の人に頼らず、
自分で自分を救うことができるでしょうか?
それには、
物事がどうして起こるか、
その真実を知ることです。
起こることはすべて、
自分のために起こります。
なぜなら、
自分が自分の人生の創造者であり、
自分がそうしようと決めなければ
何も起こらないからです。
そういうことを前提に考えれば、
批判非難したくなる事象も
自分が引き寄せていることになります。
何のために?
すべての出来事や他人は、
私たちが
より自分らしい自分を経験するための
機会を提供してくれている。
そう、「神との対話」で言っています。
「自分も相手も、
同じ目的をもっていることを確認しなさい。
お互いが、人間関係の目的は義務ではなく
機会を創り出すことだと考えれば、
成長し、自分を充分に表現し、
人生をできるだけ高い位置に引きあげ、
自分自身にいだく間違った考えや
卑小な考えを癒し、
最後には二人の魂の合体を通じて、
神とひとつになるための
機会を創り出すことだと確信すれば--
そしてあなたが、
これまでのような誓いではなく、
そういうことを誓えば--
人間関係はとても良くなる。
正しい一歩を踏み出すことができる。
非常にすばらしい出発点になる。」
(p.189)
出来事の意味は、自分が与えるものです。
出来事そのものに意味はありません。
単に、
何らかの経験をするための機会なのです。
ですから、
自分にとって都合が良いように意味を与え、
その出来事を経験すればいいのです。
都合のいい意味を想像できなければ、
でっちあげよとも言っていますね。
「神とひとつになること」からの引用です。
「だから、何かが起こったとき、
どうしてかと問うのはやめなさい。
どうして起こったかを、自分で選びなさい。
どうして起こったかを自分で決めなさい。
選んだり決定することができなければ、
でっちあげなさい。
どうせ、そうするのだから。」
(p.194)
最初に取り上げた例でも、
横断する女性がどうしてそうするのか
真実を知らないままに
多くの人が批判しています。
つまり批判する人たちは、
彼女の気持ちをでっち上げているのです。
ですから、どうせでっち上げるなら、
自分に都合がいい理由を
でっち上げたらいいのです。
都合がいいとは、
自分が愛を表現できる
という意味です。
なぜなら私たちは、
愛に帰ろうとしているのですから。
愛を表現できる自分こそが、
自分らしい自分だと感じているでしょうから。
【編集後記】
洗濯機に洗濯物を放り込んで
洗濯を始めた妻が、
まだ終わる前に出かけてしまいました。
ベランダには、
2日ほど前に洗濯したものが
まだ干してあります。
妻は出掛けに言いました。
「洗濯物を取り込んで、
洗濯が終わったら干しておいてね。」
えぇ~っ!そうくる~~!!?
という顛末をFacebookに載せました。(笑)
https://web.facebook.com/aakaki/posts/2250229768388316
さて、洗濯したのは誰でしょう?
コメント欄に、いろいろ回答が来ました。
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赤木篤 (あかき・あつし)
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