魂は身体に宿らない

こんにちは！
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

今、もう1つのメルマガですが
「神との対話」シリーズの7冊目、
「新しき啓示」を解説しています。

こちらでは、
私たちが今の形での生命を維持するには、
行動ではなく信念を改めることだ
という内容が語られています。

行動は、
信念から自動的に起こるものですから、
行動だけ改めようとしても無理なのですね。

たとえば、
「殺さない」という行動の指針を示しても、
「でも死刑は必要だ」と思う人はいます。

行動だけ限定することは不可能なのです。

その行動のもとになっている信念が、
死刑を必要とする不安を
生んでいるのですから。

私たちの思考、言葉、行為は、
すべて「愛」か「不安（恐れ）」かの
いずれかを動機としています。

これがすべての対極の元だ
と「神との対話」で語られていましたね。

私たちは、何かを守ろうとするあまり、
不安になって何かを攻撃するのです。

つまり、
不安という動機がなくならない限り、
攻撃という行為はなくなりません。

攻撃という行為は、
相手と自分は別の存在だ
という信念が可能にします。

しかし、本質的に私たちはひとつであり、
別々の存在ではないのです。

そのことを、多くの人が
「ワンネス」という言葉で表現しています。

今、もう1つのメルマガで解説している
「新しき啓示」では、
とてもわかりやすい説明がありました。

それをここで、
先行してお知らせしたいと思います。

まずは、
私たちの本質は魂だということです。

肉体でも精神でもなく、
魂が私たちなのです。

これが理解できるだけでも、
かなり違ってくると思います。

ここのところ、
スピリチュアル（霊的）な指導者が
大勢出現していますが、
これも重要なことですね。

それによって、
魂ということが意識されるからです。

ただ、魂ということは、
これまででもずっと言われてきましたし、
信じている人も多いでしょう。

しかし、多くの場合それは、
個々の魂という存在です。

つまり、私の魂と相手の魂は
別の存在だという認識ですね。

このことを表現しているのが、
身体は魂の容れ物という概念です。

肉体に魂が宿るとも言います。

ところが、「新しき啓示」では、
この概念を否定します。

では、どういうことなのか？

以下に引用してみましょう。

「身体を宿しているのは魂だからだ。
あなたがたの魂は
身体のなかにあるのではない。逆だ。
身体が
魂と呼ばれる力の場のなかにある。」
（p.327）

逆なのです。

身体に魂が宿るのではなく、
魂に身体が宿るのですね。

魂がエネルギーを注ぎ込むことによって
物質が生まれます。

それが身体なのです。

魂は、オーラという形で
一部の人には見えるようです。

しかしそれとて、
ここからここまでがオーラだと
限定できるものではありません。

グラデーションがあり、
徐々に薄まっていくだけです。

このことを「新しき啓示」では、
こう言っています。

「実際には、プロセスはまったく逆だ。
この光がすべての物体に注ぎこみ、
物体が創られる。
あなたがたが
光あるいは魂と呼ぶこのエネルギーの場は、
創り出した物体を包み、
そこから永遠へと伸びていく。」
（p.328）

大いなるただ1つのエネルギーの一部が
個別性を持つことによって、
その中に身体を創るのです。

つまり、存在するのは
大いなるただ1つのエネルギーだけです。

そうすると、
個々の魂だと思われていたものは
どうなってしまうのでしょう？

それを、このように表現しています。

「すると、個々の魂というのはなく、
すべての魂がたったひとつの魂の局在化、
個別化された表現だということになります！」
（p.330）

「ほんとうは、唯一の力の場があるだけだ、
というような考え方ですね。
たったひとつのエネルギーがあるだけ。
それは生命そのもののエネルギーで、
一部のひとたちが神と呼ぶのは、
そのエネルギーだという。」
（p.331）

これが、「ワンネス」の意味です。

個々に存在しているという思いが、
単に幻想なのです。

もしそうだとしたら、
それでも極悪人を死刑にせよ
と言うでしょうか？

戦争の相手国の人を殺せと言うでしょうか？

その人は、私自身だというのに。

今、私たちには、
大きな変革をするチャンスが
与えられています。

これはチャンス（機会）です。

これまでの考え方を後生大事に守って、
個々の人が存在するという信念の中で
戦いながら暮らすのか？

それとも、
個々の人は存在しないという信念を受け入れ、
地上の平和を築くために一歩を踏み出すのか？

さて、みなさんは何を選択するでしょう？

まだよくわからないのであれば、
学ぶ（思い出す）方法はいくらでもあります。

私は、このことのために、
このメルマガを書いているのです。

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赤木篤　（あかき・あつし）

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