教育に対する思い
- 2018.02.22
- 2018年
こんにちは!
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。
友人から紹介された小説を読みました。
ブログ記事にしましたので、
そちらをご覧くださいね。
「みかづき」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/457042768.html
これは、
昭和36年から平成20年くらいまでの、
塾に関わる家族の物語です。
その中で、教育界の方針変更や、
塾と学校教育の軋轢など、
様々な出来事があって、
それが家族それぞれの教育に対する価値観に
影響を与えるのです。
この本を読みながら、
何だか楽しくなりました。
それはおそらく、
私が教育に対して関心が強いからだし、
性に合っているからだろうと思います。
これでも私は、
一時、教師を目指しました。
ご多分に漏れず、TVドラマの
「3年B組 金八先生!」の影響です。(笑)
大学は、広島大学学校教育学部
中学校教員養成課程数学専攻を選びました。
後でわかったのですが、
ブログでも紹介しているたまちゃん先生は、
同じ課程の理科専攻のようですね。
広島大学には、
高等師範学校の流れをくむ教育学部の他に、
師範学校の流れをくむ
学校教育学部がありました。
私は中学校の先生になりたかったのです。
ブログのプロフィールにも書いたように、
この進路は挫折します。
国士舘大学に入り直してからは、
教師という夢は捨てました。
すぐに諦められたのは、
それほどなりたかったわけでもなかった
という事情もあります。
他にできそうなものがないからという
消去法による選択でしたから。
しかしその後も、
教育に関わることをやるようになります。
最初に就職したのは学研の子会社で、
プログラマーになろうとしました。
ところが1年くらいしたところで、
大手コンピュータメーカーの
顧客教育の教材開発に携わります。
マンガの入った自習書製作を行いました。
どうすればお客さまがそれを読んで、
プログラミングを理解しやすくなるだろう。
そんなことを考えながら、
構成や文章を考えたのです。
考えてみれば、
システム開発の仕事とは言っても
指導(教育)というものはあります。
部下をどう指導すればいいのか、
悩んだことは多々あります。
お客さまとの関係も、ある意味で同じです。
なぜそうするのかを理解してもらうために、
説明方法を工夫しました。
そして今、
そんな私が「幸せ実践塾」をやっています。
また、これまで読んだ本を見てみても、
教育や育児に関するものが多いです。
ブログを始めてから
500冊以上を紹介していますが、
喜多川泰さんの小説なども入れれば、
ゆうに100冊は超えているでしょう。
「人を育てる」ということに、
とても関心があったのでしょうね。
「人を育てる」ということのポイントは、
実は「自分が育つ」ということの
ポイントと同じだと思っています。
他人にすることは自分にすることであり、
自分にすることは他人にすることなのです。
今回読んだ小説に、
こういうことが書かれています。
「塾教師の役目って、私、その気になれば
いくらでものびていく子どもたちの
火つけ役になることだと思うんです。
つまりはマッチですよね。
頭こすって、こすって、最後は自分が
燃えつきて灰になったとしても、
縁あって出会った子たちの中に
意義ある炎を残すことができたななら、
それはすばらしく
価値のある人生じゃないかって。」
(p.71 – 72)
喜多川泰さんも、塾を経営されながら、
子どもの心に火をつけることが重要だ
ということを考えておられるそうです。
だから、
あのような小説を書かれるのです。
教師が知識を与える必要はありません。
必要最小限のものを与えれば、
後は生徒が増やしていけます。
それよりも重要なのは、
学ぶことの楽しさを伝えること。
自主的に学ぶ意欲を育て、
そのための技術を示すこと。
それだけでいいのではないかと思います。
実は私も、
火を付けられた出来事がいくつかあります。
その1つは、
まだ小学校低学年くらいだったでしょうか。
家には、子どものためにと親が買った
平凡社の百科事典が
本棚いっぱいにありました。
分厚くて文字ばかりで、
私は開いてみることもありませんでした。
ところがある日、
大学生くらいのいとこが遊びに来て、
寝る前に私に言うのです。
「あっちゃん、百科事典を1冊持ってきて。
どれでもいいから。」
こんなもの何をするんだろうと思いながら、
1冊持ってきて渡しました。
するといとこは、
それを開いて読み始めたのです。
「それ、面白いの?」
けげんそうな顔で見る私に、
いとこは言いました。
「面白いよ。
知らなかったことがわかるからね。」
いとこが帰った後、
私は時々いとこのまねをして、
百科事典を開くようになりました。
大人へのあこがれがあったのでしょう。
「幸せ実践塾」では、
基本的な考え方を示した上で、
後はそれぞれの実践を勧めています。
ブログなどで本を紹介するのは、
自発的に学んでほしいからです。
手とり足とり教えるのではなく、
学ぼうという姿勢を持ってもらう。
そのために一番有効なのは、
自分が学ぶ姿勢だと思っています。
親が楽しそうに勉強していたら、
子どもだって勉強が好きになります。
親も子どもも学びを深められるのですから、
一石二鳥ではありませんか。
教師という夢は捨てたのですが、
けっきょく同じようなことをやっています。
やはり私は、
これが性に合っているのだろう
と思うのです。
【編集後記】
引越し日が27日(火)に決まりました。
どうやら前日に荷物を積み込み、
27日の朝には出立するようです。
妻の友だちの友だちが、
車を出してくれるそうです。
月末(シンドゥアン)じゃなかったの?
もう引越し業者を手配したって
言ってなかったっけ?
突っ込みどころはありますが、
ぐっと飲み込んで妻に従います。
●今日のメルマガは、いかがでしたか?
面白かった、役立ったという方は、
以下のURLをクリックしてくださいね。
⇒ http://clap.mag2.com/chisouclen?SJ180222a
またこちらには、
短い感想を書くこともできます。
励みになりますので、
よろしければコメントをください。
長くなる場合は、このメールに返信か、
メルマガの最後にあるアドレスまで
メールでお願いします。
また、よろしければこのメルマガを、
お友達にご紹介くださいね。
どうぞ、よろしくお願いします。
========================================
こちらのメルマガもあわせてどうぞ!
●「神との対話」シリーズを読む
http://www.mag2.com/m/0001680059.html
========================================
◆このメルマガでは、特に性に関する問題や
この世の本質に関わる問題を取り上げます。
その際、性に関するテーマの時は、
タイトルに「(18禁)」とつけます。
もしそういう内容は読みたくない方は、
それを目印にしてください。
◆メール振り分けのお願い
このメルマガが迷惑メールとして、
スパム判定されてしまう可能性があります。
事前にお使いのメールサービスで、
メール振り分けの設定をしてください。
よろしくお願いします。
[参考サイト]
→ http://46mail.net/
◆メルマガ「SJ通信」読者の方への特典
このメルマガをご購読くださっている皆様に、
幸せ実践塾の特典として、メルマガの過去ログや、
各種PDFファイルを無料で差し上げています。
以下のページから受け取ってくださいね。
ID:sjmail
パスワード:4awase
◆◇◇——————————————-
幸せ実践塾・塾長
赤木篤 (あかき・あつし)
◇ブログ:
「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/
◇メールアドレス
a.akaki●kekkon-4awase.com
(上記●を@半角に置き換えてください。)
——————————————-◇◇◆
-
前の記事
お別れ会をしてもらいました 2018.02.19
-
次の記事
引越します 2018.02.26