母が病気になりたかったわけ

母が病気になりたかったわけ

こんにちは!
幸せ実践塾・塾長の赤木あつしです。

今回のテーマは、
「母が病気になりたかったわけ」
となります。

今回は、「神との対話」シリーズの解説を
休ませていただきます。

今、とんでもない本を読み始めています。

もう最初から、
「とんでもない本だ」という
バイブレーションが伝わってくるのです。

そして読んでいる途中、
インスピレーションが湧いてきました。

なので、
そのことをメルマガにしようと思いました。

読んでいるのは、この本です。

「病気は才能」(おのころ心平)

なんという挑戦的なタイトルでしょうか。

まだ前半部分を読んでいるので、
全容は見えてきません。

でも、わかったことがあります。

「がんという、顕在意識では
「自分が求めているなんてとんでもない」
という辛い症状でも、
それを引き換えに
潜在意識の欲求が満たされるなら、
カラダはそちらのほうに従うのです。」
(p.66)

ここで取り上げられている例を
紹介しましょう。

ワンマン社長が肺がんになったのです。

仕事一筋で家庭を顧みず、
家族に対しても自分の価値観を押し付ける。

だから子どもたちは、
独立した後には実家に近寄ろうともしない。

孫が生まれても連れてくることもなかった。

もし、自分が病気になれば・・・。

もうおわかりでしょう。

ワンマン社長は、
強がってはいても寂しかったのです。

本当は愛されたかったのです。

でも、子どもたちに優しくすることが
どうしてもできなかった。

その結果、抑圧された欲求が、
病気という形で現実化したのだと言います。

この話を読んだ時、
母のことに思い当たりました。

母は、パーキンソン症状が出る
レビー小体型認知症にかかりました。

パーキンソン症状とは、
身体が自由に動かなくなるもの。

そして認知症は、
特に直近の記憶がなくなります。

母はきっと、
父から優しくされたかったのです。

父から愛されたかった。

でも、それを言葉にして言えなかった。

だから、そういう病気になったのです。

何から何まで尽くしてもらえなければ、
生きていけない病気ですから。

もちろん、
愛されたかったのは父だけではありません。

子どもたち、とりわけ息子の私に
愛されたかったのだと思います。

だって母は、
誰よりも私のことを愛していたはずですから。

母の実母は、
母がまだ子どものころに亡くなりました。

幼い子どもたちがいるので、
祖父は後妻をもらいました。

それが、私が記憶している祖母です。

しかし母にとっては継母です。

母は、弟や妹たちを守るために、
率先して継母に気に入られるようにしました。

しかし弟妹たちは、
要領よく立ち回れなくて、
継母から疎(うと)まれていました。

そのことが、
母の心を苦しめたのでしょう。

母は死ぬまで、
継母のことを気にしていました。

また、義母(父方の祖母)のことも
気にしていました。

そうやって、
関係する人たちの意向を気にしながら、
自分を抑えて生きてきた人なのです。

私が帰省すると、
母は何度もある話を聞かせてくれました。

父が、レビー小体型認知症に関する本を
買ってくれたのだそうです。

そこには、どういう症状があるから、
介護する人はどういうことに気をつけるべき
ということも書かれていたそうです。

母は、
それを父に読むようにお願いしたそうです。

しかし、
父は読もうとしなかったのだとか。

それが母にとっては、
不満でならなかったのでしょう。

だって、
父から愛されたかったのですからね。

だから何度も何度も、
私に話して聞かせたのです。

実際のところは、
父はその本を読んだかもしれません。

いえ、おそらく読んだでしょう。

あるいは他の手段で、
その本の内容を知っていたでしょう。

しかし、そんなことを言えないのが
父の性格なのです。

母が介護を受けている時、
1回だけ泣きながら
父に抗議したことがあったそうです。

たしか、エアコンをつけたまま
部屋の障子を締めずに出入りすることで
責められたことに関してです。

母は、気をつけようと思っていても
つい忘れてしまうのだと言いました。

それを父からきつく責められるので、
「私だってやろうと思っているのよ!
でも病気だから忘れてしまうの!」
と父に泣きながら訴えたそうです。

それから父は、
母を責めなくなったそうです。

私が子どものころ、
父や祖父などからこう叱られました。

「バカの三寸、マヌケの開けっ放し。」

障子やフスマは、
開けたら閉じるものだという教えです。

それができないのは、
バカかマヌケだということです。

もちろん、そうするのが当たり前だ
という価値観もわかります。

しかし人間ですから、
わかっていても忘れることもあります。

ましてや母のように認知症であれば、
そういうこともあったでしょう。

母は、間違いなく父から愛されたかった。

だから、そういう病気になったのです。

そして、そのお陰で、
父からたっぷり愛されました。

食事から下の世話まで、
全部、父にやってもらったのですから。

私に関してもそうです。

レイキを習うことによって初めて、
じっくりと母の身体に触れられました。

母は、嬉しかったと思います。

そして6月に帰省した時は、
レイキをするだけでなく、
下の世話から食事の介助までしました。

レイキをする1日5~6時間以外にも、
多くの時間を母と一緒に過ごしたのです。

私にとっては初めての経験で、
私もそれができたことに満足しています。

母は、
十分に目的を達成したのだと思います。

だから満足して、
あの世に旅立ったのだろうと思うのです。

「神との対話」に、こう書かれています。

「部屋に誰もいなくなってから
死ぬひとが多いのに、
気づいたことがあるだろうか?
愛する者に「さあ、向こうへ行きなさい。
何か食べていらっしゃい」とか
「行って少し眠ってきなさい。
わたしはだいじょうぶだから。
明日の朝、また会おう」と言う者さえいる。
そして親衛隊が去ると、
魂はまもられていた身体から離れる。」
(p.110)

母は、
父から愛されたいという欲求を満たして、
満足して亡くなったのだと思います。

母の姉妹には、
パーキンソン症状を発症した叔母が
複数います。

私は今回の本を読んで、
これは身近な人から愛されたいという
欲求を抑圧しているからではないか、
という気がしてきました。

もちろん、
それが正しいかどうかはわかりません。

でも、そういうこともあるのかなと、
私は思っています。

【編集後記】

8月になったので、
今後どうするかを考えています。

仕事をして、
生活費を稼がなくてはなりません。

でも、やはりネクタイを締めて
サラリーマンをする気になれないのです。

それに、50代半ばという年齢も、
サラリーマンには向いていません。

とりあえず、8月いっぱいは
がむしゃらにやってみようと思いました。

それでダメなら、潔く帰国する。

帰国すればアルバイトを掛け持ちして、
月収30万円くらいは稼げるのではないかと。

私も、妻を養ってあげたいので。

何ができるかわかりませんが、
この1ヶ月が勝負だと思っています。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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