物の見方を変える

物の見方を変える

こんにちは、赤木です。

アメブロからSeesaaへ引っ越していますが、
なかなか大変ですね。

ツールでデータは移したのですが、
行間とかリンクが上手く行かず、
1記事ずつ手直ししながら載せています。

それで少々時間がかかっていますが、
遅くとも10月初旬までには、
完全に引越したいと思っています。

そんなわけで、
アメブロも更新しながらやっています。

と言うことで、昨日書いた記事、
「希望を運ぶ人」という本の紹介は、
もうご覧いただけたでしょうか?

http://4awasejsn.seesaa.net/article/292169394.html

この本、本当にオススメなのです。

ですからぜひ、読んでみてくださいね。

この本を購入したのは、
実は昨年の7月でした。

誰かの紹介で購入したと思うのですが、
もうすっかり忘れてしまいました。 (^^ゞ

常時10冊以上の本が未読のまま積んであり、
必ずしも購入順に読むわけではないため、
こういうことになるのです。

おそらくタイトルとか著者を見て、
すぐに読もうという気に
ならなかったのでしょうね。

今回たまたま、
自宅で読む本として選んで持ち帰り、
さっそく読む機会があったのです。

そして、
読み始めたらもう止まりませんでした。

いや、実際は止まって、一晩寝ました。
(^^ゞ

けれども、
朝起きてから、すぐに読みたくなって、
また読み始めました。

出勤時間が来たのでその本を持って出社し、
勤務前に最後の20ページくらいを読んで
終了したのです。

登場人物の
ジョーンズという不思議な老人の存在が、
あたかも私の側にいるような錯覚を
抱きました。

まったく警戒心を抱かせない存在ですが、
白人が日焼けしたのか、黒人なのか、
ヒスパニックかアジア系なのか
誰にもわかりません。

いえ、実はどの人種でも良かったのです。

なぜなら、
どの人にとっても無二の親友だから。

誰もが自分に近い存在だと感じるのです。

ジョーンズが言うことは、
実に簡単なことでした。

「物の見方を変えよう。」

たったそれだけです。

どんなひどい状況の人に会っても、
彼はそう言うのです。

「立派なレストランではなく砂の上で、
 イワシとソーセージという質素なものを
 食べている。」

それも1つの物の見方です。

けれども、
別の物の見方もできると言います。

「美しい砂浜で、
 極上のご馳走をいただいている。」

最初の見方からは、
惨めさとか不幸な気持ちが漂ってきます。

しかし後者の見方をすれば、
豊かさとか満ち足りた幸せな気持ちが
沸き上がってきます。

そう言うと、
ただごまかしているだけだと思う人も
いるでしょうね。

でも、本当にそうでしょうか?

この「物の見方を変える」ということは、
「神との対話」にも書かれていました。

落ちぶれて全てを失い、
自暴自棄になった著者のニールは、
神に対して恨み言を言います。

それに対して神は、
「あともうちょっとで成功するところだ」
という見方を示すのです。

絶頂期から
転げ落ちるように転落する人もいます。

一寸先は闇などと言いますが、
人生はどうなるかわかりません。

ならば逆に、たとえ今が
どうしようもない状況だったとしても、
一寸先は大富豪ということだって
あるのです。

「そんな夢みたいなことが起こる確率は
 1%もないよ。」

そう言いたいかもしれませんね。

私も以前は、
そういうように確率論で考えていました。

けれども、
確率が正しいと言えるのは、
「この世に起こることは偶然だ」
とした場合だけです。

そこであなたの
信念が試されることになります。

あなたは、
この世に起こる出来事は偶然だ、
と考えますか?

そう考えて生きようと思っていますか?

それとも、
この世に起こる出来事は必然で無駄がない、
と考えますか?

どちらを選ぶこともできます。

そして、どちらを選ぶかによって、
運命が決まるのです。

出来事に翻弄されながら生きるもよし。

主体的に自分の意志で生きるもよし。

どちらを選ぼうと、
あなたが選んだように
生きることになります。

だから人はみな、
自分の思い通りに生きるのです。

もうあとは死ぬばかりと、
希望をなくした老女にも、
ジョーンズは言います。

「その見方は正しくない。」

そして、次から次へと、
年老いてから活躍した人物を
あげていきます。

それだけではありません。

その老女が、
少しなら社会に貢献できそうだと言うと、
また言うのです。

「その見方は正しくない。」

かつて、20億人もの命を救った
知られざる人がいたことを、
その老女に話し始めます。

その人がいたから、
20億人もの命が助かったのだと。

けれどもすぐに、
本当の功労者は他にいると言い出します。

その人が
そういう仕事をすることになったのは、
ある人の影響を受けたからでした。

その影響を与えた人がいなければ、
20億人を救う人は生まれなかったと。

私たちはよく自分のことを、
「ちっぽけな存在」だと
言うことがあります。

けれども、
その見方は間違っています。

私たちは、
けして「ちっぽけな存在」ではありません。

偉大な存在です。

素晴らしい価値をこの世に示し、
讃えられ、愛される存在です。

もし、あなたが
そう思えないとしたら、
それはあなたの
見方が正しくないのです。

あなたも、
20億人の人の命を救う
偉大な功労者かもしれません。

もし、あなたが
そう考えるなら。

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