子供にセ●●スのやり方を教えてますか?(18禁)
- 2012.08.16
- 2012年
こんにちは、赤木です。
前々号から
成人向けの話題をお届けしています。
ブログにも書きましたが、
性の問題は重要にもかかわらず、
ブログで大っぴらに書けません。
http://4awasejsn.seesaa.net/article/287874699.html
それでこのように、主にメルマガで
取り上げることにしています。
今後、性の問題を取り上げるときは、
タイトルに「(18禁)」と入れます。
けれどもこれは、必ずしも
「18歳未満は読むべきではない」
という意味ではありません。
私はむしろ、
子どものうちから知っておいてほしい
と思っています。
性に関して興味を覚える10歳以降なら、
読んでわからない内容ではないと
思うからです。
さて、今回は
セックスのやり方についてです。
と言っても、
このメルマガでそれを教えよう
というわけではありません。
やり方を誰がどのように教えるべきか
という、社会的な認識について書きます。
ただちょっと過激な表現もありますので、
あらかじめお断りしておきます。
ブログに本の紹介で取り上げましたが、
「セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱」
という本を読みました。
http://4awasejsn.seesaa.net/article/287874710.html
詳細は省きますが、この著者は、
性の公共を目指して活動をしています。
その目指すものの中に、
セックスのやり方を教える
という活動があります。
しかもそれは座学ではなく、
任意に選ばれた男女が、合意のもとに
3ヶ月単位の擬似結婚生活をする中で、
お互いに実地に学び合うというものです。
お願いですから、
これだけ知って著者や本を
批判しないでください。
もしどうしても批判したかったら、
少なくとも著者のWEBサイトを
読んでみてからにしてください。
そうしないと、
あなた自身が損しますから。
不完全な知識を元に何かを批判するのは、
相手に対してどうこうと言う前に、
自分に対して過ちを犯すことになります。
さて、この著者が言うには、
現代のように性に関して何の教育も受けずに
放り出される社会は、珍しいのだそうです。
日本ではかつて、
「夜這い」という習慣があり、
大人になる男女は、セックスのやり方の
指導を受けていたそうです。
また江戸時代では、
裸を見せること自体が珍しくなく、
裸を恥ずかしがったり、
それを商品化するようなことも
なかったのだと。
そういう環境があったから、
若者は安心して大人になれた。
それが現代にはなくなっていると、
著者は言います。
過去のことはさておき、
現代の性を取り巻く環境の実情について
考えてみてください。
たとえばセックスのやり方を
あなたは誰に習いました?
もしあなたが親なら、子どもに対して
誰が教えたら良いと思いますか?
「そんなもの、
教えなくても自然に覚えるんだよ。」
私も、そう言われて育ちました。
親から教えてもらったことも、
学校の先生から教わったこともありません。
そのために大変な苦労をしました。
正確に言うと、中学の野球部の顧問から、
ペニスを膣に挿入して射精することで
受精することは習いました。
授業中ではなく、
野球部の合宿においてです。
それまで私は、
混浴中に射精すれば、
精子がお湯の中を泳いで膣に到達し、
それで受精すると考えていました。
つくり話じゃありません。本当です。
だって、誰も教えてくれないし、
そんなことはどの本を読んでも
書いていなかったのですから。
生物の教科書では、シダの仲間が、
雨の水に濡れた中で、
そうやって受精するとありました。
だから、
人間もそうなのかと思ったのです。
もうすでに十分にセックスできる
身体になっていたにも関わらず、
そのやり方すら知らなかったのです。
私はそのとき初めて、
セックスするとはそういうことなのか
と知りました。
しかしそれでも、
具体的にどうやったら良いのか、
わかりませんでした。
ペニスを膣に挿入するって言われても、
どうやって?
そもそも膣って、どこにあるの?
当時はまだ
AV(アダルトビデオ)のようなものが
なかったので、
友だちの家にたくさんあったエロ雑誌を、
それこそ貪るように読みました。
それを知らなければ大人になれないし、
女性に対峙した時に知らないのでは
恥ずかしいと思ったからです。
私は、恥ずかしくない大人になるために、
懸命にエロ雑誌を読んだのです。
笑えるでしょう?
友だちも私を見て笑いました。
「そんなにマジに見るなよ。」
そう言ってからかわれました。
けれども私は、
冗談では済まされなかったのです。
だって、
ほとんど何も知らなかったのですから。
高校を卒業し、
大学に入って一人暮らしを始めた時、
とても嬉しいことがありました。
それは、これで堂々と
ポルノ映画を見られるということです。
3本立ての日活ロマンポルノを、
オールナイトで朝まで3回も見ました。
途中で寝ながらですけど。
性的に興奮したいという欲求だけでなく、
特に最初のころは、
どうやってセックスをするのかを
知りたかったのです。
処女とやるときは挿入しづらいから、
つばで陰部を濡らしてからやる。
そんなテクニックを、
そういうものから得るしか
方法がなかったのです。
でも考えてもみてください。
あれが本当の男女間のセックスですか?
電車の中で痴漢されながら、
徐々に感じていく女性。
「そんなにほしいのか?ほれほれ。」
そうやっていたぶられることで、
快感を覚えていく女性。
顔射(※)されて、
おいしそうに精液を舐める女性。
(※女性の顔面に射精すること。)
そんなのあり得ない(※)でしょう?
(※そういう性癖の人を否定したり
それが悪いという意味ではありません。)
あり得ないことが、
AVの中では当然のようにあるのです。
そういうものから
セックスのやり方を覚えた人間が、
どうしてまともなセックスを
することができますか?
特に女性を性の道具として見る考え方から、
どうして脱却することができるでしょう?
今回は少し過激な表現があって、
気分を害された方も
おられるかもしれません。
けれども、
本当にまじめに考えてほしいのです。
もしあなたが女性なら特に。
あるいは、
男の子がいる母親なら特に。
自分の子供に、
どうやってセックスを教えますか?
それをきちんと教えずに、
性に関してカタワにしておいて、
それで大人としての責任を
果たせたと言えるでしょうか?
その答を出すことは、
私たちがどう生きるかということに
つながっていると思います。
つまり、自分らしい生き方とは、
性に対してどう考えるのか、
ということも含まれるのです。
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